猪木はロープを使って坂口を場外に投げ捨てました。舟橋アナはサイド・スープレックスと言っていましたがそれほど綺麗なものではありません。
坂口はリングに上がりましたが脇腹を痛めた感じでした。猪木はテイクダウンからダブル・レッグロック、そして弓矢固めの体勢に移行しました。
しかし坂口の身体が反っておらず、坂口は身体を反らせまいと防御、エルボーを入れて強引に外すとロープを掴んでエスケープ。
猪木はギロチンドロップからフォールへ、カウントは2。前77年8月2日、ザ・モンスターマン戦でも見せましたが、やはり使い慣れていないか、自分のお尻が先にマットに着いてしまい、お世辞にも上手いとは言えません。
猪木はドロップキック、コーナーポスト最上段からフライング・ニードロップ、もう一度猪木はフライング・ニードロップを狙いにいきましたがそこを坂口に捕らえられてデッドリードライブで投げられてしまいました。
坂口はボディスラム、コーナーに上がりフライング・ニードロップにいきましたが猪木にかわされ自爆、10分間の延長戦も早くも残り試合時間2分となりました。
猪木は痛めた坂口の足を捕まえると坂口戦での定番ムーブとなる足4の字固め。
残り2分での猪木の足4の字に観客席からはまたも溜め息が…。
舟橋アナ「4の字!4の字!ロープに近い位置」坂口はロープエスケープ。
桜井さん「3年前(実際は4年前)の時間切れを思い出しますねぇ!」
舟橋アナ「3年前、(昭和)49年のワールド・リーグ戦広島大会、猪木の4の字で時間切れになりました。」
桜井さん「いやぁ〜、しかしこれはガッチリ入っていますよ!」
残り試合時間1分、坂口、身体を起こして足4の字を裏返し、腕立て伏せを見せますがすぐに猪木に体勢を入れ換えられました。
坂口、懸命ににじり寄ってロープへ。猪木は足4の字固めを解こうとはしません。逆向きとなるも猪木は再び反転。ここで10分間の延長戦も時間切れとなり、試合終了のゴングが鳴らされました。
観客席からは決着を望む延長コールが。
桜井さん「延長の声が起こってますけどね、酷ですね。」
ここで猪木がマイクを掴んで「坂口、(時間)無制限で来い!無制限でっ!」
試合は異例の再延長戦時間無制限1本勝負に突入。
こうなると猪木の仕掛けは素早い。アリキックの連発、坂口は場外でダウン。エプロンに上がってくる坂口にアリキック、ドロップキック。坂口は再び場外に転落。
猪木も場外へ。坂口が猪木をヘッドロックに捕らえてコーナーの鉄柱へ。猪木はこれをかわして坂口は自爆。
猪木はもの凄いスピードでコーナーポスト最上段にかけ上がると場外の坂口めがけてダイビングしてのニードロップ。
桜井さん「これはねぇ、強烈ですねぇ、コーナーポストの上からですから3メートルはありますね」
坂口は場外でダウン。猪木がリングに上がりレフェリーのミスター高橋はカウント20を数えてゴングを要請し1分12秒、猪木のリングアウト勝ち。
舟橋アナ「これはどういう判定でしょう?」
桜井さん「これはねぇ、坂口が場外に落ちまして10カウント(実際は20カウント)、リングアウトでしょう」
蘇生してリングに上がる坂口、両雄は健闘を称え合っています。合計41分12秒の激闘は猪木に軍配が上がりました。
桜井さん「延長に次ぐ延長で最後は猪木が勝ちましたけども、やはりこれは両方勝ちですね」
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