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2017年09月10日23:53

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ファンタジープロレスの巨匠桜井康雄さん追悼(148)

坂口が猪木をスリーパーに捕らえたところで館内からざわめきが起きました。観客席後方からセミファイナルで藤波に反則負けを喫した上田馬之助がマネージャーの本田治氏と共に姿を現しました。

桜井さん「坂口君は気にしない方がいいですねぇ、かつてキラー・カール・クラップが乱入して有利に試合を進めていたところ、乱入されて優勝を逃してますから、相手にしない方がいいですよ。」

舟橋アナ「東京体育館での決勝でしたね。翌年のワールド・リーグ戦では猪木がローリング・クラッチで逆転していますねぇ」

桜井さん「そうですねぇ〜、決勝でしたねぇ!」

坂口は猪木にボディシザース、猪木は見事なブリッジでこれを防御、首を痛めてブリッジが満足に出来ないと思われていただけにファンには嬉しいブリッジでした。15分経過。

舟橋アナ「桜井さんっ!丁度半分が経過しましたがどちらが有利ですか?これまでの試合展開から見てどちらが押し気味ですか?」

桜井さん「そうですねぇ、坂口君が押してますねぇ、猪木君が受けに回っていますねぇ」

舟橋アナ「坂口がローリング・クラッチで敗れた試合も前半戦は猪木が押されていましたから一呼吸置いて、体勢を立て直すことも必要です。猪木は隙をついて来ますからね!」

桜井さん「どちらかというと、坂口の攻撃は攻めて攻めて攻めまくり、猪木君を追い込んでいく感じですが、猪木君は相手の攻めを受けて一瞬の隙をついて自分のペースに引っ張り込む名人型、そこから勝負をかけるタイプですから、後半戦の大きな見所となりますねぇ」

坂口、腰投げから猪木の腕を取って逆十字固め。猪木は自らの左腕を使って外そうとするが坂口は外させず。しかし、ルーズジョイントと後に言われる猪木の関節は極め切れず自分から外しています。

猪木は1回場外に降りてエスケープ。呼吸を整えます。

桜井さん「これはですねぇ、攻めている方が6、攻められている方が4位の疲労度ですよぉ!」

場外に降りた猪木はリング下から坂口の足を引っ張って、倒してからのリングイン。

猪木はアリキック、ドロップキック2連発、坂口は猪木の足にしがみついて倒そうとしますが、猪木はスリーパー。高橋レフェリーはこれをチョークと見なし反則カウントを入れていきます。

舟橋アナ「坂口の肩からはもの凄い汗が出ております。猪木も普段あまり汗はかきませんが、今日はかなりの汗をかいております。」

猪木がコブラツイスト。しかし、左足のフックが甘い。

桜井さん「左のフックが甘いので腰投げで逃げるという手があります」

と桜井さんが解説で言うのとほぼ同じタイミングで坂口は猪木に腰投げを見せてコブラツイストを脱出しボディスラム、そしてアトミックドロップ、カバーに入りますがカウント2。

坂口は再び両足を使って猪木の両腕を固めてクルスフィックスで猪木の両肩をマットに着けてフォール狙いにいきました。

桜井さん「これはねぇ、坂口君はフォールを急ぐことはないですね。アトミックドロップからボディスラムを連続で打っていった方がいいでしょう。今のままだとまだフォールにはいけないですね」ここで試合の2/3に当たる20分が経過しています。
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