WWWFヘビー級王者スーパースター・ビリー・グラハムは2月6日、盛岡・岩手県営体育館から特別参加。
来日第1戦では、同じタイプと言えるストロング小林とシングルマッチで対戦し11分18秒、カナディアン・バックブリーカーで勝利を収めました。
シリーズ最終戦2月8日、日本武道館大会は翌9日に東京体育館でのファン感謝イベントがある為か珍しい水曜日開催となりました。
ダブルメインイベントの第1試合はグラハムのWWWFヘビー級王座に坂口が挑戦。
グラハムはオレンジの搾染のタンクトップに同色同柄のロングタイツ、サングラスにバンダナ。鍛え抜かれたボディにWWWFヘビー級の黄金のベルトがよく似合い、カッコ良かったです。
まあそれも試合が始まるまでで、ゴングが鳴ると試合はやはりしょっぱかったです。
対戦相手が動きが直線的な坂口なのでそれほどボロは出なかったですが、パンチ、キック、手刀、手首に巻いたバンテージを使ってのチョーク攻撃と単調な試合ぶりは王者になる前とほとんど変わらず。
試合はグラハムが場外でのベアバッグから坂口のウイークポイントである腰を鉄柱に叩きつける荒技を見せ、腰を強打した坂口は場外でダウンしたまま立ち上がれず。
19分33秒、リングアウト勝ちでグラハムが王座防衛に成功しました。
勝利者トロフィーを持ち上げてポージングを決めるグラハムは試合よりも何倍もカッコよく、試合はしょっぱくとも見た目のインパクトがあればアメリカではお金が稼げるタイプの見本でした。
グラハムがニューヨークのチャンピオンになったことで、いわゆるマッチョ系のプロレスラーがこれ以降続々とアメリカマットに現れます。
ある意味グラハムはその道の出世頭であり、以後ハルク・ホーガン、ジェシー・ベンチュラ、ポール・エラリング、ランディ・サベージ等はグラハムの成功により恩恵を受けたと言っても過言ではないかと思います。
ダブルメインイベント第2試合、猪木vs上田馬之助のシングルマッチ、時間無制限1本勝負は史上初のリング下一面にまんべんなく打ち付けられた五寸釘ボードを敷き詰めたネイル・デスマッチとして行われました。
グラハムvs坂口戦が終わると、リング下に五寸釘ボードが次々と運び込まれ、敷き詰められていきました。
11000人と発表された日本武道館の観客席からはピーンとした緊張感に包まれて来ました。
ログインしてコメントを確認・投稿する