WWWFヘビー級王者として新日本プロレスのリングに上がることになったスーパースター・ビリー・グラハムを迎え打つことになったのは猪木ではなく坂口征二でした。
シリーズ最終戦の2月8日、日本武道館ではグラハムvs坂口のWWWFヘビー級選手権試合、猪木vs上田馬之助のシングルマッチが行われると発表されました。
他に1月27日、愛知県体育館では坂口、ストロング小林組の北米タッグ王座にタイガー・ジェット・シン、上田組の前同王者チームが挑戦。
2年ぶり開催となる札幌中島スポーツセンターでの「雪祭り興行」はこの78年は団体旗揚げ以来初となる2月2日、3日の2連戦。
初日の2日は1月27日と同一カード、坂口、S小林組vsシン、上田組の北米タッグ選手権再戦、2日目の3日は猪木のNWFヘビー級王座にシンが挑戦。
また、最終戦の翌日、2月9日には東京体育館で「新春プロレスファンの集い」と言うファン感謝イベントの開催も決まりました。
これは入場無料でテレビ朝日のワールドプロレスリングの視聴者プレゼントで1000人のファンを招待、2月15日に「水曜スペシャル」で午後7時30分から特番で放送されることも決定。
お金のかかる異種格闘技戦や海外からの中継より遥かにローコストで90分枠特番を組むことが出来、ワールドプロレスリングとは別建てで放映権料が新日本プロレスに入り、それでアリ戦で背負った負債の返済に充当出来た訳です。
さて、開幕戦の1月6日、川崎市体育館ではメインイベントで猪木、坂口組がシン、バディ・ロバーツ組と対戦。
1本目は猪木がBロバーツをバックドロップから体固め。2本目は日本組が反則勝ちで2-0で猪木、坂口組がストレート勝ちしています。
セミファイナルは75年の新春黄金シリーズ以来3年ぶりに来日した「2人合わせて600kg」の双子の巨漢レスラー、ベニー&ビリーのマクガイヤー・ブラザーズが長州力、地元川崎の木戸修組と対戦しマクガイヤー兄弟が圧勝しました。
1月13日、岡山武道館から上田が参戦。上田は前年までは前頭部だけを金髪に染めた「まだら狼」でしたが、この時から髪を全部金髪に染め「金狼」となってやって来ました。
その理由とは前77年暮れにオクラホマでの移動中に交通事故に遭い一命を取り止め、生まれ変わったからとワールドプロレスリングの番組中に実況の舟橋慶一アナウンサーが語っていました。
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