家庭科部の活動場所である家庭科室。そこに近づいた時・・・・
何かいい匂いがする。そっとドアをあけて中をのぞいてみると・・・・部員らしき生徒が何かを調理していた。なにか麺類のようなものが見える。一体何を作っているのか・・・・そっと開けたドアからではわからない。もうちょっとドアを開けてみよう。輝莉はもう少しドアを開けようとして・・・・足がつんのめって勢いよくドアが開いてしまった。仲に倒れ込むようにしてはいってしまった輝莉。
「「「「「・・・・????」」」」」
輝莉「あ・・・・どうもー・・・・あははは・・・・」
苦笑いをうかべる輝莉に「どうしたの?」と声をかけてきたのはクラスメイトの御影星名。家庭的な女の子で家事全般が得意らしいはなしをチラリと聞いたような覚えがある。
輝莉「ちょっと偵察にー」
星名「偵察?ああ、おなかすいてるの?いまペペロンチーノ作ってたんだ。食べる?」
乃愛「よろしいのですか?」
といいつつ中に入るとなるほど。ペペロンチーノのにおいが家庭科室中にしている。皆同じもので調理実習しているのか全員それをつくっている。いっぱい作りすぎて食べてくれる人が丁度ほしかった星名は2人にペペロンチーノを振舞ってくれた。たべてみると・・・・おいしい。パスタ屋で食べているのとそん色ないくらいに。
輝莉「おいしー!!」
乃愛「本当ですね。お料理得意なのですか?」
星名「まぁね。ウチ、両親が共働きだからさ。妹がいるんだけど、世話してるうちにね」
聞くと小学生の妹がいるらしい。父はサラリーマンだが母親は女性の服のデザイナーである。いつか自分もデザイナーになりたいと思っており、今母親におそわりつつと、家庭科部で裁縫を修行しているらしい事をペペロンチーノを食べながら聞いていると・・・・裁縫?
輝莉「ねぇねぇ、お裁縫できるなら衣装とか作れる?」
星名「衣装?」
乃愛「輝莉さん。それでは何の衣装かわかりませんよ。実は--------」
乃愛が事情を離すと、アッサリと「いいよ」という返事が。その返事を聞いていた部員が続々と集まってくる。
「御影さんPROJECT-STAR-LIGHTに出るの?」
「わぁ〜!!応援するよ〜!!」
星名「うーん・・・・お裁縫と料理は得意だけど、歌と踊りはどうかなぁ?」
乃愛「私も先ほど誘われたばかりでこれからなのです。一緒に頑張りましょう」
これで3人め。あとは振り付けが考案できそうな人。ともあれ2人見つかった事を燿に報告したほうが良いだろう。3人でアイドル部の部室へと向かっていく。
部室には燿とののかとアイリーンがいた。ののかは営業用スマイルの練習なのか笑顔でうにうに言っている。アイリーンは燿と一緒にパソコンをみて何か話している。
燿「お?おかえりそっちの2人はスカウトした子かな?」
輝莉「御調乃愛ちゃんと御影星名ちゃん。どっちも同じクラスなんですよー」
ののか「・・・・乃愛?」
営業用スマイルの練習をしていた乃愛がこっちを向く。そして乃愛にむかっていき、「わー!!あんたもやるのねー♪うにうに〜♪」と抱き付く。ちょっと困った風の乃愛だが、拒みはしない。2人は親友だという事情をアイリーンと燿に話す。その後であとは振り付け担当を後日探す事を話、解散------------
燿「君がやったら?」
え?今なんて言いました?という顔で燿をみる。燿はもう1度言う。「君がやったら」。一言一句違わずに。
アイリーン「リーダーだからってそれがやる事だと思わない事ですわね。活動内容の確認やレッスン内容、トレーニング内容は」
燿「僕のやる事だからね。君は心置きなく振り付け担当をやるといい」
ののか「そうよー、ののみたいにいろいろできるアイドルじゃなきゃ」
アイリーンは今にも「どこが?」といいたげにののかをジト目で見るが、ののかはまったく気にしちゃいない。
とにかくほかにやる事がないのなら仕方がない。輝莉が振り付けを担当する事になった。
とりあえず練習時間を入れると時間はない。曲も衣装も振り付けの何から何までがこれからなのでこのまま3人組でエントリーする事になった。
あとは------------
燿「3人には1つ宿題。ユニット名を考える事。エントリーまでに間に合えばいいから」
輝莉「はーい!!」
---------------------------------------SCENE4へ------------------------------------
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