全日本プロレス創立満11周年となる83年ジャイアント・シリーズは9月30日、後楽園ホールで開幕。
テッド・デビアス、ワンマン・ギャング、サイクロン・ニグロ、フィリックス・ロペスの外国人選手がシリーズ全戦参加。
前半戦特別参加がブルーザー・ブロディ、キラー・ブルックス。(9月30日後楽園ホール〜10月20日大阪府立体育会館)、後半戦特別参加がPWFヘビー級王者スタン・ハンセン(10月14日、佐世保市体育文化会館〜最終戦11月3日、後楽園ホール)、マイク・ドゲンドルフ(10月21日松本市総合体育館〜11月3日後楽園ホール)。
さらに10月26日、盛岡・岩手県営体育館から10月31日、福島・会津体育館まで第63代NWA世界ヘビー級王者ハーリー・レイスが特別参加、外国人ヒール側として鶴見五郎がシリーズ全戦参加。
2月〜3月のエキサイト・シリーズに凱旋帰国参加し大きな反響を呼んだ東洋の神秘ザ・グレート・カブキがファンの熱いリクエストに応えて再登場(9月30日、後楽園ホール〜10月15日大分県立総合体育館)
今回はブロディが前半戦、ハンセンが後半戦という編成で間1週間だけ一緒になる訳です。
ブロディ、ハンセンは2シリーズ連続参戦。8月31日、蔵前国技館でインターナショナル・ヘビー級のベルトを鶴田に奪われたブロディはリターンマッチを挑む為、逆に9月8日、千葉公園体育館で馬場を破ってPWFヘビー級王者となったハンセンは馬場のリターンマッチを受ける為の来日となりました。
NWA世界ヘビー級王者のレイスとデビアスは3〜4月のグランド・チャンピオン・カーニバルPART�軌瞥茖気�月ぶりの来日。
ベテランのニグロはマスクマンのカリプス・ハリケーンとしても知られ、80年2月のエキサイト・シリーズにハリケーンとして来日して以来、実に3年7か月ぶりの来日となりました。
素顔のニグロとしての来日はそれこそ全日本の旗揚げイヤーである72年12月のジャイアント・シリーズ第2弾まで遡らなければなりません。
最も、これが全日本最後の来日で翌年にはUWFに何故か呼ばれてキックとサブミッションでボロボロにやられて帰国しています。
ブルックスは81年3〜4月の第9回チャンピオン・カーニバル&インター・チャンピオン・シリーズ以来2年半ぶりの来日でした。
ハンセン、タイガー・ジェット・シンの全日本移籍に伴い、全日本に古くから参戦していたテキサス州を主戦場に活躍していた名バイプレーヤー達の来日間隔が空くようになりました。
初来日はギャング、ロペス、ドゲンドルフの3選手。この中でも期待が高かったのは2メートル、200kgの巨体でスピーディーな動きを見せると言われたギャングで実にまだこの時は23歳の若さ。来日前はジム・クロケットのミッド・アトランティック地区で新進気鋭のヒールとして売り出し中でした。
ロペスはプエルトリコで試合をしていた小柄な中堅外国人でカルロス・コロンのブッキングにより来日。
ドゲンドルフはフットボール上がりの新人で名前と外見だけはそこそこ格好良かったですが試合はかなりしょっぱかった印象があります。
ランディ・サベージの実父であるアンジェロ・ポッフォが主宰するICWで試合をしており、ポッフォの推薦により初来日しました。
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