シリーズ第6作にして最終作となるホラー・アクション、『バイオハザード ザ・ファイナル』を見て来ました(この映画で2017年の映画鑑賞が幕を開けました)。
『名探偵コナン』などと同様に、それほど好きではないのに全作映画館で見ているシリーズです。
意外にも、ちゃんとした有終の美を飾る最終作に仕上がっています。
【物語】
アンブレラ社が開発した”T-ウィルス”と、それによってアンデッド化した生物たちにより、人類は絶滅の危機に瀕していた。
ワシントンで孤高の戦いを続けていたアリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、アンブレラ社のコンピューター・インターフェイス”レッド・クイーン”と再会。48時間以内に生き残りの人類は全滅することと、T-ウィルスに感染した生物を殲滅できるワクチンが存在することを告げられ、ワクチンを手に入れるべく、アンブレラ社の開発拠点があったラクーン・シティへと向かう。
…それまでの宿敵だったアイザックス博士(イアン・グレン)とウェスカー(ショーン・ロバーツ)が再登場。
もちろん後付け設定でしょうが、一応の伏線回収と事件解決が図られており、奇麗にまとまった仕上がりでした。アクションにも目新しさはありませんが、1作目の侵入者撃退用のレーザー・システムが再登場したり、飽きずに見られます。
ミラ・ジョヴォヴィッチのアクションにはキレがあり、当代一のアクション女優であることに異論はありません。日本ではお馴染みのローラの登場はほんの僅かで、あっけなさが逆に印象的です(旧作の中島美嘉のようなインパクトが欲しかった…)。
大団円を迎えて何よりの最終作でした。
(果たして我が国の『名探偵コナン』は完結できるのか?…『バイオハザード』と比べるのもアレですが)
新春に相応しい華やかなアクション映画で満足。★★★。
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