mixiユーザー(id:21258650)

2016年07月18日12:44

1334 view

猪木とビンス(328)

84年3月30日後楽園ホールでのビッグ・ファイト・シリーズ開幕戦のメインイベントは珍しい維新軍と外国人組のタッグマッチ、長州、アニマル浜口組vsムハマド・カリム、エリージャー・アキム組のザンビア・エキスプレスの一戦。

試合は維新軍が得意の連係で撹乱していきましたが、ザンビアは長州、浜口の動きについていけず、巨体をもて余した感があり、6分56秒フェンスアウトにより浜口がカリムに反則負け。

ゆったりした動きのザンビアとは試合のテンポが噛み合わない感じでした。

セミファイナルは坂口、藤波組vsマスクド・スーパースター、ドン・ムラコ組、場外戦となり一足早くリングに戻った藤波がムラコにリングアウト勝ちを収めています。

82年の新春黄金シリーズ終了後、メキシコ修行に出発した保永昇男が2年ぶりに凱旋帰国。

元々、身体は細かったですがメキシコでの食生活でさらに痩せてしまった感があり、黒のショートタイツに七三風ヘアスタイルも正直今一つで、華々しい凱旋帰国とはなりませんでした。

保永は高田伸彦と組んでのテレビ中継登場で小林邦昭、寺西勇組の維新軍と対戦。

テクニックには確かなものがある保永はルチャ殺法を駆使して健闘しましたが、小林邦の逆さ押さえ込みの前に無念のフォール負け。

保永がその真価を発揮するのは新日本復帰後の90年代に入ってからかと思います。

4月1日、新宿京王プラザホテルにて新団体UWFの旗揚げシリーズに関する記者会見が行われました。

出席したのは浦田昇社長、吉田稔営業部長、伊佐早敏男企画宣伝部長の3人。新間会長は姿を現さず。

会見では4月11日、大宮スケートセンターで開幕するオープニング・シリーズの参加メンバーが発表されています。

日本側は新日本プロレスを先シリーズ開幕戦の3月2日、綾瀬市立体育館から欠場を続けていた前田日明、ラッシャー木村、剛竜馬、それにメキシコを主戦場としていたグラン浜田。

外国人選手は既にメキシコUWAから参加が噂されていたペーロ・アグアヨ、エル・シグノ、エル・テハノ、ネグロ・ナバーロのロス・ミシオネロス・デ・ラ・ムエルテ、マノ・ネグラ。

肝心のアメリカ勢は?ボブ・スウィータン、ダッチ・マンテル、スコット・ケーシー、初来日のビニー・バレンチノ。新間会長がアピールしていたWWFのスーパースター達の参加はなし。

これでは格落ちもいいところでした。

浦田社長は3月25日、ニューヨーク・MSGで前田がピエール・ラファイエルに勝ちWWFインターナショナル・ヘビー級王座を獲得、新日本の藤波が保持していたのと同名のタイトルが出来たことについて言及しています。

「WWFのタイトル管理権はWWF会長である新間会長に権限が付与されている。藤波は2月3日の札幌でベルトを投げつけるという行為に出た。つまり自らそれを放棄している。これだけでも藤波に王者としての資格はない。我々は前田をあくまでもWWFによって公認されたチャンピオンである、と主張する。藤波には近々、新間WWF会長から文書にてタイトルを剥奪することを通告することになるだろう。」とコメントしています。

2月3日、札幌中島体育センターで行われる予定だった藤波vs長州のWWFインターナショナル・ヘビー級選手権試合は試合前の藤原喜明の長州襲撃により試合不成立に。

この時怒った藤波がベルトを投げつけたとしてその挙げ足を取って、ベルト剥奪という強硬手段に出ようとしたのです。

昔から藤波は何かあるとすぐにベルトを返上したがるところがあり、今回は返上するとは言っていなかったものの、足許を掬われた感じでした。

さらに3月30日、新日本後楽園ホールでの藤原の前田制裁発言について浦田社長は「大歓迎、17日の蔵前国技館で前田のWWFインターナショナル・ヘビー級王座に挑戦してもらいたい」としながらも「我々は百獣の王(猪木)に是非とも出てきて欲しい」と猪木のUWF参加を諦めていない様子でした。

新日本の4月3日、相模原市立総合体育館大会に会社から本格的に売り出しがかかった高田伸彦が姿を現さず、「高田、お前もか!?」と緊張したムードが漂いました。

それにしても、アメリカ勢は誰がどのようにブッキングしてUWFに送り込まれて来るのか?WWFとUWFの本当の関係はどうなのだろうか?同名の2つのベルトの行方はどうなるのか?

疑問符ばかりがつく会見でした。
10 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2016年07月>
日 月 火 水 木 金 土
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31