夜。トイレに起きた博人はトイレのかえりにふとベランダをみると、月を見上げているアリアをみつけた。なにか物思いにふけっているようすだが・・・・。とりあえず博人は声をかけてみた。優しい微笑みを浮かべたアリアだが、どこか哀しげ。
元義理の娘の相談にのろうとしたが、大丈夫だといって話してくれない。アリアはちょっとの事ではひとに相談したりはしない。内に溜め込んで苦しむタイプなのでなんとか聞きだす。
それは日中と夕方のバーベキューの事。楽しそうにしていた博人と愛瑠、タルダロスとネメシスをみていて・・・・自分も恋がしてみたいと思ったらしい。今までにも気になった人は若干いたらしいが他の人に譲ったりして進展はなし。
それに・・・・元結婚相手の博人の息子だった宏樹を裏切る事になるんじゃないかと思い、なかなか踏み出せずにいたらしい。
博人「宏樹にそこまで義理立てしてくれたらあいつも嬉しいだろうけどよ、自分の所為でお前が次の幸せを掴むチャンスを潰してると思ったら悲しむかもしれねぇな。お前も宏樹と結婚する時に覚悟してたんだろ?人間は生きてもせいぜい100歳。でもお前達神はうん千年は生きるんだろ?いづれ訪れる別れはわかってた筈だ」
アリア「はい。でも・・・・いいのでしょうか。次の恋をしても・・・・」
博人は頷いた。この子はいま博人に打ち明けなかったらあとうん千年、宏樹に義理立てして1人身でいる気だったのだろうか・・・・。
博人「とりあえずだ。元娘だったお前をどこかの男にくれてやるのもちょっとイヤだけどよ、ちなみにで聞いとく。どんな男が好みだ?よければ高校の信用におけるダチを紹介するぜ?」
アリア「宏樹さん以外でなら・・・・博人さんが・・・・」
博人「そう言ってくれるのは嬉しいけどよ、俺には愛瑠がだな・・・・」
アリア「でも転生前、希望さんと陽子さん、2人を幸せにしたじゃないですか」
博人「俺にまた重婚しろってのか!?」
アリア「ふふふ。冗談ですよ。そうですね・・・・でも博人さんみたいな人というのはかわりないですよ」
博人「なかなか難しい注文だな。自分で言うのもなんだけどよ」
最後には笑い話にできたが、アリアに新しい恋。出来るのだろうか。1度死に別れるのを体験したら踏み出すのも勇気が要る事かもしれない。
それでもアリアにはまた踏み出してほしい。そう思う博人だった--------------
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