夏休み真っ盛りの8月1週目。
登校日で学校に来ていた愛瑠は1人で下校。セリカなどの友人は先に帰ってしまっている。愛瑠だけ帰りが遅れたのは、掃除当番だったから。
2度転生して学生を体験するのはこれで3度目だが、長期連休中の掃除はなかなかに・・・・やりがいがある。いろんな意味で。とはいえ、一応掃除する業者が入っているので掃除の手間はそんなにないのだが、、それでも毎日業者が来ている訳でもない。なのですこしは掃除する意義もあったりする。
その長期連休中の掃除を数人で行ったものだから疲れる。普通はただの掃除ではつかれないものであろうが、そこは小学生の体力。
トボトボと校門に向かって歩いていると、この近くの中学校の制服をきた女子生徒が立っていた。校門に寄りかかってスマホをいじっている。アンジュやるるなの通っている学校の制服。制服のない小学校に5年も通っていると、やはり中学生は大人っぽい感じがする。高校生となればなおさらに。
「夏休みの小学校に何の用かな?」と思いつつ脇を通ろうとした時、その中学生女子生徒が顔をあげて愛瑠に声をかけてきた。「愛瑠ちゃんだよね?」と確認するように。どうやら自分を待っているらしかった。
愛瑠「そうですけど?あなたは?」
「私は中山茶美。中2よ。アンジュとるるなにいわれてきたの」
自己紹介の口ぶりからして、アンジュやるるなの友人のようである。
愛瑠「ああ・・・・アンジュとるるなさんの。何か用事でも?」
茶美「まぁ、なんていうか・・・・あなたの事を護ってあげてって。なんかへんなやつらに命狙われてるんでしょ?」
アンジュにでも聞いたのだろうか。あの軽い性格の彼女だ。ありえなくもない。事情を知っているようなので細かい説明はせずに頷いておく。
とりあえず立ち話も何なので、一緒に帰りつつ話をする事にした。
しかしだ。
自分を護るのに一般人を寄越した意味とはなんなのか。
何か能力でも隠し持っているのか?いや・・・・能力者という存在はもういない。なら一体?その辺りを聞いてみると、微笑みつつ、こうこたえてきた。半分はケイオス達にたいして1人でいない為に。そして--------
茶美「聞いてた通りに良い身体つきしてるのね。もう胸なんかすごいんじゃない?いくつくらい?」
愛瑠「梅雨時の身体測定では78でしたけど」
茶美「・・・・私よりあるわね・・・・。まぁそれより、まぁその小学生らしからぬ身体つきだし、エロ男子から守るっていう役目もあるかしら」
ああそれなら助かる。いままで高校生くらいの男子に何度下校途中などで声をかけられたかわからない。大助かり。今までは恋美もいたが、いつも一緒にいるわけではないのでその時にはありがたい存在になってくれそうだ。
しかしそれでも小中学生女子では高校生大学生に無理やり・・・・という事もありえる。その辺りはどうなのだろう。
その辺りを込みで、彼女の事をきいてみよう。
---------------------------------SCENE(5-2)へ------------------------------
ログインしてコメントを確認・投稿する