博人に課せられた特別特訓を始めて2週間。あとは終業式をし、夏休みを待つだけとなった。
それまでに1度ケイオス達の襲撃があり、それに打ち勝っている。幸か不幸か身体の倦怠感は徐々に軽くなり、学校を休むのは半日くらいとなった。
明確な練習成果が出ている。皆はそう思っていた・・・・そんな頃。
凛花はゲームセンターの特訓の時は結城直哉と一緒にいる事が幾度かあった。
出会いでは名前だけしか明かさなかった互い。しかし次の出会いからどこの学校に通っているのだとか、土日はどうしているだとかの話をしていくたび、直哉の事がわかってきた。
直哉は出会いの自己紹介にもあったように高校1年。しかも博人とゲーセン仲間だという。思わぬつながりに2人は驚いたものだ。家は駅前から徒歩30分くらいの場所の一軒家で、土日はゲームセンターにくるか、家でネットゲームをしているという。
要するに彼は、ゲーマーなのである。
ちょっと淡い思いを抱いている凛花だが、自分は巫女で剣に打ち込んでおり、しかも・・・・ケイオス立ちと生死の戦いをしている。ゲームも特訓を課せられてからだし、中学生と高校生だし、共通点もない。
そんな2人が博人の特訓を介して出会った。
運命の出会いなのかな?と凛花はおもったが、中学生で運命の相手というにはまだ早すぎやしないだろうか。
さて、凛花と直哉は2人でゲーセンデートする仲(最初は向日葵達も同行していた。魔が持たないと凛花に言われたので)になった頃。
千百合からレメゲトン出現のメールが届いた。急に帰ると言って走り去った凛花を見送る直哉-----------------
直哉「あ・・・・凛かちゃん・・・・。・・・・・・・・・・・・・僕・・・・・・・・・・・なにか気に障る事したのかな・・・・・・・・・・・・・・・・・」
それは違うから安心していいぞ。とはいえ、急にどうしたのか心配になり、直哉は後を追った。
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