翌日から凛花の博人に申し付けられた練習が始まった。
とりあえずは身体を動かす方の。
陸上部に入ったのかと聞かれるような時間帯に朝練の隣で反復横飛び、走り幅とに、そしてハードル飛びを繰り返す。朝早く来て授業の予習に早くでてくる生徒はいたが、自習でそんな事をしているのは凛花くらいのものだろう。
放課後もそれは続く。そして土日も。
凛花「ハァ・・・・ハァ・・・・・」
100メートルハードルを10本もこなし、とりあえず荒い息を整えるのにグラウンド外周の芝生に座る。練習はそこそこきついが、ムリという事はない。もともと身体を動かすのが好きだから。理由の半分はそれだが、半分は博人に言われたから、というのもある。
しかしだ。
これがなんの練習かは数日の練習でいまだに分からない。ジョギングだけでは体力的に足りないとでもいうのだろうか。しかし博人と木刀ではあるが剣を恥じ得たのは30分も満たない。15分くらいではなかっただろうか。さすがに日頃から身体を動かしている凛花、バテたりはしない。疲れはするだろうが。
凛花「む・・・・では何なのだろう・・・・」
呟くが、答えはどこからも返っては来なかった。未だに練習している陸上部の連中からも。
羽衣「いいわぁいいわぁ。運動して汗をかいてる女の子!!まぁブルマじゃなくてスパッツなのがきにいらないけど、それにはそれのよさがあるってものよね〜♪」
「さすがマイシスター!!よくわかっている!!しかし美少女にかぎるよなぁ!!」
羽衣「うんお兄ちゃん!!」
遠藤羽衣は兄と呼称した学生服の男と一緒にグラウンドで汗尾ながしている凛花を隠し撮りをしていた。2人いるという兄のどちらかであろう。母親により話されて暮らしているというが、兄妹仲はよさそうだ。
そんな兄妹の後ろから忍び寄る中学生女子。その存在には凛花に夢中になっている2人は気づかなかった。気づいたときにはもう目の前。その女子生徒は茶美。2人に手をかざすと、2人はあたりを見回した。
「・・・・あれ?オレっち、ここで何してたんだっけ?」
羽衣「お兄ちゃん・・・・あれ?茶美ちゃん?私、ここで何してたっけ?」
茶美「マインドコントロール完了ね。買い物にいく途中でしょ?」
羽衣「ああそうだったわね。いきましょ。お兄ちゃんもどう?」
「うむ。ガンプラをみにいくとしよう」
隠し撮りされているデータにまで気が回っていない茶美。いづれ思い出すことだろう。
さて、その隠し撮りされていた凛花は制服に着替え、下校する。週末だし、もう1つのメニュー、ゲームセンターのほうにいくことにした。
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