草薙家に着いた蛍は剣道や合気道で着るような袴を着用し、姉は赤い巫女服姿で修行。
最初は座禅で目を閉じ、心を無にして精神集中する。霊力を練る速さに影響を及ぼすので、この修行は重要だ。攻撃スピードに影響するので。別にちょっと動いたら肩をひっ叩く事はしない。姉弟そろってコレを行う。
その後は実際に術を発動する練習。同じ技を使っても蛍のほうが発動に3倍も4倍もかかっていた。まだまだ精神集中修行が必要だろうか。以後、30分程術を発動しつづける。精神集中しただけでは術の完成度は低いので、実際に術を発動させてみるのだ。
それがおわると実際に姉と試合をしてみる。練習と実践ではやはり感覚が違うからだ。
残念ながら・・・・蛍の攻撃は愛瑠の霊力のバリアを抜けず、ノーダメージ。かわりにレーザービームのような鈴鳴家の奥義をまともにくらって1撃ノックアウト。まだまだ修行が足りないと愛瑠は言うが、おそらく姉には一生勝てないと蛍は思っている。
さて、そうして1時間半ほどを修行に費やし、今は愛瑠は緑茶、蛍がコーラを飲んで一休み。とりあえず修行時間をかければいいという訳でもないので、愛瑠は今日はここまでとしている。
愛瑠「そういえば今日は友達と買い物に行ったのよね。えっと・・・・・下着の。どうだった?」
今日の買い物については事前に姉に話していたので感想を求められる。
感想と言われても。「居心地が悪かったし、目のやり場に困った」この一言に尽きる。女性下着しかない売り場の意味と・・・・試着する友人の女の子の意味と。
愛瑠「そうよね。男の子が入っていい売り場じゃないものね。でもこれからもそういう買い物に誘われるかもしれないから・・・・慣れろとはいわないけれど・・・・」
うん無理。即答できる。
愛瑠「あたしもなぁ〜。そろそろ買い替えないと。この前の身体測定でまたサイズ変わっちゃったし・・・・」
そう言って愛瑠は巫女服の上から自分の胸をさわる。小学5年生らしからぬふくよかな胸。確か当日みせてもらった身体測定の紙にはバスト76とかいてあっただろうか。成長の早い女の子は下着や服にお金がかかって大変そうだ。
蛍「今日友達が言ってたよ。お姉ちゃんは高校生くらいになったら90近くになるんじゃないかって」
愛瑠「それは大袈裟よ。それはそれとして、あまり大きくてもいろいろ大変なのよねぇ・・・・。お兄ちゃんは・・・・どうかしら」
蛍「博人さん、おっぱい星人なの?」
「誰がおっぱい星人だ」
庭でお茶にしている2人に、帰宅してきた博人がそう突っ込んできた。一応否定はしているが・・・・男だし・・・・?
博人「まぁそれはそれとして。愛瑠は転生前からずっと結構あったよな。希望んときの高校生の時はどうだったっけか」
愛瑠「高校3年のときは86だったかしら・・・・みきなの時は・・・・って恥ずかしい事言わせないでよ」
蛍「そんな事聞くなんて・・・・やっぱり博人さんはおっぱい星人じゃ・・・・」
愛瑠「もうお兄ちゃんったら・・・・。ところで・・・・どうしたの?剣なんか持って」
ふと、博人の背中に封印の剣がかけられていたので聞いてみる。なんとケイオス一味のヘルモードと一戦交えてきたらしい。しかもレメゲトンの悪魔2体と共に。それを三種の神器3人だけでフルボッコにしたというのでもう御三家とは強さの次元が違う。みたところ、服は多少汚れてはいるが、怪我はまったくなさそうだ。しかも証拠にレメゲトンカード2枚を愛瑠と蛍に見せた。どうやら事実らしい。
愛瑠「もう・・・・お兄ちゃんは相変わらずチートな強さなんだから・・・・」
博人「はっはっは。ほめ言葉として受け取っとくぜ」
「うふふふふ・・・・みーつーけーたーわー!!」
愛瑠「っ!?だ、誰!?」
どこから女の人の不気味な微笑む声が聞こえたので辺りを見回す。
そしてその女の人は・・・・いた。玄関の上に。-----------------
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