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2015年11月28日11:41

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新たなる闘い(6)/SS

次の週末。三種の神器と霊能御三家と月乃宮姉妹総出で女神アリアが封印されている山の洞窟にやってきた。竜司はやや嫌そうだったものの、きてくれたようだ。彼は集団行動は嫌いらしいので。


さて、ここで霊能御三家についてふれておこう。

霊能御三家とは、日本トップの霊能者の家系をいう。’討ち祓う者・姫神’、’祈りを捧げる者・神季’、’安平を護る者・冬野’の霊能者三家を指す。そしてその三家の上にさらに’戦火を祓浄する者・鈴鳴’というさらにカのある霊能者一家が存在する。実際は四家あるのだが、鈴鳴が有事では先頭に立って戦い、姫神と神季と冬野がそのサポートを担ってきた。三種の神器の霊能者版と言ったところだろうか?’祓う者・草薙’と姫神、’封ずる者・八尺瓊’と神季、’封印を護る者・八咫’と冬野。そしてアマテラスと天宮。


今回はそれぞれの家の巫女さんが代表として参加している。

緋袴で腰に刀を携えたポニーテールの少女、姫神凛花、中学3年生。名前の通り凛とした表情で女武士っぽい。とはいえ、会話は普通であり、別に「ござる」と語尾に付けたりはしないのだが。佇まいも直立不動で礼儀正しい。だがそこが逆に彼女の悩みであり、友人はちょっと少な目。学校では「なんかお固い感じの人」と言われるらしい。友人は少ないが人気がある。・・・・もっぱら人気があるのは女子生徒に。「凛花様」「お姉様」と呼ばれ、女子生徒に慕われている。


短い蒼袴の巫女さんもいる。ショートツインテールの髪型でちょっと小柄な少女、神季青葉。腰には短剣を携えている。姫神は威力の高い剣に高威力の霊力の技を有しているが、神季は一発高威力というよりは、威力に劣るが、手数勝負という戦術である。青葉はちょっとおっとり系でいつもにこにこ微笑んでいる中学2年生の女の子。学校では’癒し系巫女さん’といわれ、男女共に人気がある。


そして同じく短い桃色袴で腰に白いポーチをつけた青葉よりさらに小柄な女の子、冬野向日葵。一応小学6年生なのだが、背が低く、小学校低学年と思われる。1年年下の愛瑠や恋美と並んでもその小柄ぶりで向日葵のほうが年下に見える。髪をサイドテールに結ってちょっとお洒落感をだしている。ちなみに腰のポーチにはたくさんの御札が入っている。しかし悪霊などのお祓いにつかわれるものではなく、’ケモノ’を呼び出すためのもの。冬野は姫神や神季のように自分で戦うのではなく、式神という存在を使役して戦わせる。普通の霊能者であれば所持できて1、2体なものだが、冬野の召喚師ともなればフタケタの式神を所持する。過去には100体もの式神を所持した代もあったとか・・・・。


腰まである長い黒髪が綺麗な少女、鈴鳴千百合中学2年生。霊能御三家という割りに、1人だけ私服で来ていた。「ふぇ!?あ、あれ!?私だけ私服!?」と言って集合時に慌ててみせた。彼女は抜けているというか・・・・天然というか・・・・ドジっ子というか・・・・とにかくあちこちでドジぶりをみせている。何もないのに躓いたり、待ち合わせに遅刻したり、現国の授業で文を読めと教師にいわれて読んでいたら実はその読んでいた教科書が英語の教科書でそのまま読み上げたり。出かけてても目的地に着かずにまったく別の場所にいたという事も度々。しかし霊能者としての仕事の時は全くドジらないから不思議な娘である・・・・。


さて、そんな霊能御三家と月乃宮姉妹、そして三種の神器で総勢9人で洞窟の前で集合し、辺りの調査。もしかしたらケイオス達が尾行(つ)けていて、この場所を知られたかもしれないので。まぁただの妖魔、魔族の類であればこのメンツの相手ではないが、相手は本物の神かもしれない。4対9でみな神のカを有するメンバー。神相手でも遅れをとる事はないだろうが、念のため。1時間の調査ののち、ケイオス達を見つけられなかったので洞窟へと入っていく。


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