皆で遊び、昼食。元々の予定ではバーベキューをする予定だったが、なんか海の家に『この砂浜はバーベキューは禁止されております』という貼り紙があったので、別のにする事に。時期が違うので海の家はまだ営業していないので、燿が近くのコンビニまでいって調達。砂浜で皆で喋りながら食べ、また海で遊ぶ。
沖縄に折角来たのだから、海で遊ぶ以外にも観光とかいろいろありそうだが、どうやら海で遊びたおすらしい。午前中一緒に遊んでいてもう開き直れたのか、燿も皆に混じって海へ。
皆の遊んでいる姿をデジカメで撮っていく燿。もちろん後日STAR-MINEのホームページに載せる画像にする為。なのでこれは風祭燿個人で楽しむ(なにをどうやって?)為に撮っているわけではない。
さて。メンバーが楽しんでいる間にと、先に海からもどり、スイカ割りなどの準備と飲み物の補充などの雑用をこなす。するとアイリーンもパラソルの下にやってきた。そして・・・・頭を下げる。
アイリーン「すみませんわね。折角の旅行でまで雑用をやらせてしまって」
燿「いや。皆が楽しめるようにするのも僕の仕事だよ。気にせず遊んできなよ」
アイリーン「・・・・・・・・ずっと皆と一緒だったし、たまには2人きりでいたいわ」
などといじらしい事を言ってきたので、2人してレジャーシートに座る。普段ツンな彼女が2人きりの時はデレる。本当に可愛い人だ、と思う。
そんなアイリーン、ちょっと不安そうな顔で、燿を見つめた。
燿「・・・・・・・・ん?何か相談事?」
アイリーン「相談というか、聞きたい事なのだけど。燿さん、STAR-MINE解散後はどうするつもりですの?」
そんな事を聞いてくる。律音が留学していくので、一旦は解散するが、それはただの区切り、というだけで廃部にするとかの話ではない。別のユニット名で再開するのだから。アイリーンが聞いているのは・・・・そこに燿もいるのかどうか。
燿は考える。実は解散後は離れるつもりだった。「自分の役目は終わった」と。自分がいなくとも6人はやっていけると。しかし・・・・自分の心としてはどうなのか。正直にいうと、アイリーンとの時間も減るだろうし、メジャーデビューをするなら、プロデューサーとしてなら傍にいられるし、スキャンダルになったりはしにくそうだ。
という訳で、まだ迷ってるというところ。コレを境に辞めるとなると、なんか恰好つけてるような感じもするが・・・・
燿「・・・・・・・僕の役目は終わりなんじゃないかって思う」
アイリーン「貴方までいなくなってしまうの?」
燿の手をとって悲しそうに見つめてくるアイリーン。
燿「僕みたいなシロウトより、メジャーデビューするならマネージャーもつくだろうしプロのプロデューサーもいるだろうし。僕の出る幕じゃないよ」
アイリーン「そう・・・ですか」
アイリーンは体育座りで膝に顔を埋める。
・・・・肩を震わせて。泣いているのかもしれない。悲しませたのは心は痛いが、プロ相手では出る幕はない。
燿「・・・・ごめん」
そんなアイリーンをみているのが胸が痛い。謝って・・・・その場から逃げるように立ち去った。
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