まずは史記とシャルによるライブ開始の挨拶。いきなり事務所の人間がでたらなにか野次が飛びそうと思ったものの、観客は静観していた。特に何事もなく挨拶が終わり、月宵月華のトークショーが始まる。
月宵月華のファンも混じっているのか、ステージに3人が登場すると会場が沸く。トークはまず自分達の宣伝をし、それからSTAR-MINEとのなりそめの話をする。殆ど喋っているのは閣下もとい此花ばかりで結菜は突っ込みで葵は話の補足役をする。話の途中で会場がどよめいたのは此花の「神凪律音は宮凪愛架の娘であることを関東予選あたりで既に知っていた」と話した時だった。それと「知っていたし当人の家に行ったこともある」と話した時。完全シークレットという訳ではなく話そうと思えば話せていた環境だったとアピール。一応律音達をフォローしてくれたっぽい。
此花「さて下僕共よ。我々の歌を聴いていくがいい!!」
結菜「閣下。今日は私達のライブじゃない」
葵「ちょっと閣下何ステージ中央に・・・・あああ・・・」
もちろん前座で1曲歌う予定はなく、曲の用意などしていない。アカペラでいきなり歌いだした此花に拍手と笑いが会場に響いた。仕方がないので結菜はベースを弾いているフリ、葵もキーボードを弾いているフリをエアでする。観客大笑い。
此花「ふ〜。歌った歌った」
結菜「自分のライブでもないのに何を爽やかな笑顔をしてるのか」
葵「前座出演なのにね」
此花「え?そうなの?てっきり我のソロライブと」
葵「ソロとか言っちゃってるし!!」
観客また大笑い。
此花「まぁよい。ではこれからSTAR-MINEによる茶番が始まる。茶番中盤でまた我等の本編がある。それまで暫しの別れだ。また会おう愚民共!!はーっはっはっは!!」
葵「茶番とか言っちゃってるし・・・・!!」
結菜「今のこのトーク自体が茶番」
途中から漫才っぽくなってしまった前座トークだったが、観客を最後まで笑わせてくれた前座のつかみは十分であろうか。
袖に戻るとSTAR-MINEメンバーもウケていた。袖から去り際に此花は律音の肩をポンと叩くと、「全力で行ってこい。無様な醜態を晒したら血を吸うぞ」と激励??らしい言葉をかけていった。
燿「さぁ、1曲目の始まりだ。皆、頑張っていこう」
律音「うん!!皆!!全力をだしていこう!!」
全員ピンマイクを装着し、ステージへ向かう。出だしの観客の反応は・・・・拍手だった。メンバーは何事もなかったことに安堵し、それぞれの立ち位置に散る------------
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