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2015年07月15日19:54

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さよならの向こう側〜split break〜(1)/SS

練習に練習を重ね、東日本予選1週間前。このころになって遅れて加入してきた奏鳴も他のメンバーと遜色ないレベルになってきた。これなら東日本予選にいれても問題ないだろうと燿が判断。正式にメンバーに加えると伝えると----------


部室でスワンダンスを始めた。いきなりの講堂に全員が唖然とするか、それだけ嬉しかった・・・・という事だろう。


奏鳴に才能があったかどうかは・・・・この段階でも分からない。ただ、奏鳴は努力の人だった。東日本予選でSTAR-MINEの一員としてステージに立ちたい、その一心で。部活時間外、自主練習もやっていたらしい。嬉しくてスワンダンスを踊っていた奏鳴だったが、気が抜けたのか、すぐにヘタりこんだ。


奏鳴にとって、この1ヶ月くらいの期間は怒涛の日々だったろう。歌の練習、発声練習、振付練習、そして・・・・長い期間カリキュラムに組まれていた体力トレーニング。日々頑張りぬいた結果、皆のレベルに見合う水準に達したのだ。皆、惜しみない拍手を送る。


奏鳴「ありがとうございます!!頑張ります!!」


そう爽やかに言う奏鳴だが・・・・どうにも頑張りすぎの疲れがみえる。予選本番でこの状態では仕方がない。少々休みが必要だろうか・・・・?と燿が打診するも、休んでたら失敗してしまうかもしれないので練習は続けると言う。この日の練習が終わると「お疲れ様でした!!」と元気よく挨拶し、部室を出て行った。


疲れたまま本番を迎える訳にはいかないという話だったが・・・・きっとこのまま帰って自主練をするのであろう。


先にも述べたが、奏鳴は努力の人だった。人より遅れた分をどうにかすべく、この1ヶ月の間頑張ってきた。特には休養も必要だと言いたかったが、もう部室に奏鳴はいなかった。



アイリーン「このままでは本番はきついと思うのだけれど」


流奈「そうだね。誰かちゃんと休むように言わないと駄目だね」


翼「しかし気持ちは分かるんだ。僕は水鏡言葉の娘に生まれながらも武道ばかりで音楽とは無縁というか・・・・あまり関わらずにいたからね。人より遅れた感で焦るのは分かるんだ」


美久「でも頑張りすぎは良くないんじゃないかな・・・・」


ののか「でもののレベルのきゅ〜となうにうににならないとダメなのも事実よね」


アイリーン「・・・・律音。貴女が言えば聞くんじゃないかしら」


律音「私が?」


アイリーン「ええ。STAR-MINEのこれからを考えれば、彼女にはここで潰れてほしくはないから」


燿「これから?」


アイリーン「とりあえず律音。今なら奏鳴さんに追いつけるでしょう説得してきなさい」


律音「あ、うん。わかった。それじゃあ行くね」


そう言うと、律音は奏鳴を追って部室をでた。


燿「お嬢。STAR-MINEのこれからってどういう事なんだい・・・・?」


アイリーン「それは・・・・律音本人の口から聞いて」



皆して頭に「???」マークを浮かべたが、律音の事情を知っているアイリーンは校門をみた。そこでは奏鳴に追いついた律音がなにか2人で話している様子。そして2人は並んで校門を出ていったのがみえる。


きっと彼女なら。律音なら奏鳴の意識を変えられるはず。確かにまだ頑張らなければならないのは事実だが・・・・。



窓から2人の様子をみているアイリーンを皆はまだ「????」を頭に浮かべて見つめていた------------------


----------------------------------SCENE2へ--------------------------------



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