3日後。ようやくみつけたと愛架達が提示したのは3つの楽譜。それぞれの曲の説明がなされる。
1つは静かな曲。ちょっと悲しめのメロディー。別れの歌で創られたらしい曲。原型はそれだが、新しく渡された曲は家族との別れを歌ったもの。灯籠流しをイメージにしてアレンジが施されていた。
2つ目はアップテンポなポップイメージ。もともとは普通のアイドルの曲という感じだったのだが、アレンジが施され、三味線や琴や太鼓の音でバックサウンドが編成されていた。いかにも祭りで歌う曲といった仕上がりになっていた。ノリがいい曲に仕上がっている、いかにも祭り向けに。
3つ目はロックバンドのギターやベース、キーボードなどで編曲されたナンバー。とにかく勢いがある曲で歌詞は変えていないが、あまり原型が残っていない。もともとはダンスを見せる方面の曲だったが、とくにダンスはなく、とにかく歌って叫ぶ、みたいな曲になっていた。歌詞を聞かなければ、全くの新曲と思うだろう。
すでにアレンジまでしてくれてあるので、あとは練習するだけ。・・・・いや、振付も考えなければならないだろう。さすが伝説のユニット。3曲を3日・・・・1日1曲ペースでアレンジを施した事になる。
律音は3人にお礼を言い、さっそく3曲の楽譜とCDを持って部活へ出かけた。
コーデリア「あと1週間半・・・・仕上がるかしら・・・・」
アリエル「毎日みっちり練習すれば形にはなるわよ」
愛架「私の娘だもん。きっとやれるわ」
アリエル「アイカ。リズムが形に出来ても、他のメンバーが形にならなきゃどうしようもないと思うけど」
厳しい指摘だが、それはその通りなので言い返せない。しかし1週間の北海道での合宿。征刃と萌音の話だとかなり頑張ったらしいので、どの曲も形に出来ると信じて。
STAR-MINEの6人は伝説のアイドルが作曲し、アレンジをした曲を形にする事ができるだろうか?
愛架「ところで・・・・あの話はどうするの?本当にやるの?」
アリエル「それは、このステージ次第かしら」
コーデリア「あの子達もカントウヨセン?前には来られると言ってたけど・・・・」
あの話?あの子達?愛架達は一体何の話をしているのだろうか。関東予選が絡んでいるようだが・・・・・・・・。
アリエルは一体何を企んでいるのだろうか。それはいずれわかるだろう--------------
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