mixiユーザー(id:5316474)

2015年04月18日08:36

83 view

旅行合宿〜 summer vacation〜(4-2)/SS

時は夕方まで遡る。

夕食の買い出しにでたアイリーンと燿。今夜の献立はカレー。牛肉や野菜を買い、重い物は燿が受け持ち、帰り道を歩いている。

燿は・・・・チラリとアイリーンをみる。少々素直ではないものの、やはり可愛い。子犬や子猫のような可愛いとは違い、少々トゲが生えてきたバラのようにちょっと痛い目をみそうな可愛いであるが、やはり可愛い。中学入学から1年半。ずっと片思いをしてきた相手とこうして並んでい歩いている。なんだか夢のようであり、どこはかとなく現実ではないような。夢のような。しかしこれは現実なのだ。STAR-MINEのプロデューサーになり、アイリーンのそばにいられる。父親がプロデューサーもやっているので、自分もやってみたいという応募動機もあったが、アイリーンとお近づきになれる・・・・という下心があったのも事実。



さて。明日はオフ。休みだ。皆はどこにいくのだろうか。それぞれ今頃観光予定でも立てているのだろうか。ここは・・・・意を決して誘うところだろうか。折角の2人きりだし。しかし断られたらどうしようという不安もある。しかし・・・・ここは度胸。誘ってみる事にした。


どこへ?一応ガイドブックで予習はしてある。観光先は富良野を予定している。一年中なにかしらの季節の花が咲いている。いい雰囲気が作れそうな気がして。

誘われたアイリーンの答えは・・・・頬を赤らめながらの頷きだった。「ヒャッホー!!サイコーだぜー!!YEAH!!」と叫びたくなる気分だったが、ここはさわやかに会話を進める。


アイリーン「富良野ですか。この合宿の間に行ってみたいと思ってましたのよ。誘っていただいて、ありがとうございます。・・・・・・・・向こうも話が進んでいるのかしら」


燿「向こう?」


アイリーン「いえ。何でも。さぁ、帰って夕食にいたしましょう。明日、楽しみにしてますわよ」


そういうと、アイリーンは先を急ぐように速足で別荘へとむかう。夕食がどうとか言っていたが、きっと照れ隠しではないかと思われる。


燿「・・・・・・・・とりあえずはデートの約束はとりつけられたか。あとは失敗しないようにしないとな」



そう呟くと、アイリーンの後を追う。



アイリーンが言っていた’向こう’だが、ののかの事だ。昨日の崖から落ちたのを救出してくれた響介。少なからず好意らしきものが芽生えたのではないかろアイリーンは思っていた。



さて、これで明日は2組のデートが予定された。両方とも、デート成功なるか・・・・?



----------------------------------SCENE5へ--------------------------------



0 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2015年04月>
日 月 火 水 木 金 土
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930