翌日の午後。シャルリーゼロッテと風祭史記による2日目の挨拶が行われ、次々とグループがステージを行っていく。東京地区は2日t目もレベルは高く、美久などはまた「むりむりむりむり・・・・」と連呼していた。
そして自分達の出番が近づいてきたので、衣装に着替えてステージの袖へ。袖には2つ前のグループと月宵月華が控えていた。
葵「あ。来たね。お互い頑張りましょ」
律音「はい」
結菜「ゆ・・・・ねむい・・・・」
流奈「緊張で眠れなかったのかな?月宵月華でもそういう事あるんだね」
結菜「私達も人間。緊張だってする。このイロモノ達と一緒にしないで」
と結菜が指差したのは・・・・此花と・・・・ののか
ののか「なんでののがイロモノ!?ののはヒトなんですけどー!?」
翼「それはそれとして。その恰好は・・・・やはり」
翼は月宵月華のステージ衣装を改めて見た。黒いメイド服のようなワンピースに黒で白のレースのついたヘッドドレス。そして此花は黒マント。どうみてもポップやキュートな曲の衣装には見えない。
此花「ふ。私達のダークでカオスな世界を見せてあげるわ。我が吸血鬼の末裔の混沌なるステージをね。そして震え、怖気づきなさい。恐れ慄きなさい!!跪いて服従なさい。この正当なる吸血鬼の末裔、月咲此花に!!」
マントをなびかせてそういう此花。すっかり’できあがっている’。
それをみた控えの律音達の2つ前のユニットがヒソヒソ話。
「・・・・ねぇ、なんか言ってるよ・・・・」
「見ちゃダメよ。目をそらして。変なのが伝染(うつ)るから」
「うん」
「じゃあいこ。私達の出番よ」
そんなヒソヒソ話をしながらステージに向かうグループに此花が半眼で睨む-------------
此花「ちょっと!!人をイタイ人みたいに言わないで!!」
ののか「どうみてもイタイ人だと思うけどー?」
美久「あははは・・・・。あの・・・・此花さんは・・・・しないんですか?・・・・その・・・・緊張とか・・・・私なんて自信なくて・・・・」
此花「緊張は・・・・するわよ。でも自信はあるわ。今まで自分たちが積み重ねてきたものを信じてるから」
葵「そう。ステージでは誰も助けてくれないわ。仲間だって、自分が完璧なパフォーマンスをするのに必死だから」
結菜「カバーしようものならフォーメーションもズレるし、失敗したと露骨にバレる。だから迂闊には動けない。失敗しても、それをカバーするのも自分自身。自分が信じられなくなったらそこで終わり」
此花「大丈夫なんじゃない?あなたたちだって、練習、積んできたんでしょう?」
律音「そうだね!!自信もって、当たって砕けろ、だよね!!」
アイリーン「いや・・・・砕けては駄目でしょう・・・・」
そんな話をしていると、前のユニットがステージを終えて戻ってきた。次はとうとう月宵月華の出番だ。
此花「みてなさい。私達の混沌たるステージを!!」
律音「いってらっしゃ〜い」
葵「うん。いってくるよー」
結菜「私達のステージで驚き恐れるがいいー(ただし無表情で)」
そんな言葉を残してステージに向かう月宵月華。今までのイメージとその衣装からして、クールなステージになりそうだが・・・・?
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