翌日のコーラス部の練習。この日の練習が終わると、ののかは皆に報告をした。皆、「あ〜・・・・」となんとなくこうなるだろうなという雰囲気の声があがる・・・・。
「『PROJECT STAR LIGHT』か・・・・。城ケ崎にピッタリなイベントだな・・・・」
ののか「そうなんですよ〜横山ちゃ〜ん♪ののがでなくちゃ、このイベント、始まらないよね〜?キャハっ☆」
「「「え〜・・・・・・・・」」」
ちなみにこの横山なる人物、生徒ではない。顧問の先生だ。顧問の先生を横山ちゃん呼ばわりしているのである。いいのだろうか・・・・容認しているところをみるに、いいのだろう。
「部活どうするの?両立?」
ののか「ふ。両立などして生き残っていけるほど、アイドルは甘くはないのだよ。退部する他ないだろうな」
「何で急に真面目口調?っていうか、顔が劇画調になってるよ・・・・?」
ののか「という事で、’すた〜らいとぷろじぇくと’1本に絞るため、退部したいと思いま〜す。みんな、ののがいなくなって寂しいと思うけどぉ、お互い頑張ろうね♪」
一同、何と言っていいかわからない。確かにムードメーカー兼マスコット??ののかがいなくなるのは寂しい感じはするのだが・・・・
皆は応援する事にした。ののかの明るさと天性のアイドル向きの性格はコーラスだけに留めるのは勿体ない。快く送り出してあげることに。
一同の応援にののかは「ありがと〜☆」と手を振って、音楽室を出ていった。
そして急に静まり返る音楽室・・・・。皆痛感した。ののかがいなければ・・・・こんなに静かで音がないんだな・・・・と。ののかがいたから・・・・皆楽しくやってこられた。別にコーラス部の活動は体育会系部と違って大変なものではない。ムード感の問題だ。
しかし寂しがってもいられない。ののかは自分の天性の可能性を次のステップに進めたのだ。自分たちも負けてはいられない。コーラス部の練習は熱の入った練習を始めた。
ののか「あら〜。皆、気合い入った練習始めちゃったね〜。お〜し、ののも負けずに頑張らないとねっ☆日本中をうっにうににしてやるんだからっ☆うににっ☆」
音楽室を出たところで皆の反応を窺っていたののかは、皆が気合い入れて練習を始めたので、自分も負けずに頑張らねばと誰もいない廊下で両手で頭上でダブルピースを決めると、律音達が練習している空き教室へと向かっていった。
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