雅輝「腑抜けって誰のことですか」
MTS2「もちろん君の事だよ。どうしてあの子を諦めたんだい?家の確執かい?別世界の住人だからない?それとも君があの子を幸せにする自信がないだけかい?」
雅輝「どれでもないですよ。彼女はシンデレラの主人公だ。定められた話の中であの子は生きている。僕はただの人間だ」
MTS2「定められた話?それがなんだと言うんだい?愛した女の子なら、何があっても貫くべきじゃないのかい?家の確執?それはもう解決しただろう!!別の世界の住人?それがどうした!!オレっちなんて2次元の女の子を愛しているぞ!!物語がなんだ!!大切な女の子なら、相手が王子だろうとなんだろうと、奪いとってこそ!!定められたレールが何だ!!そんなものは踏みつぶせ!!世界の壁?そんなもの気合でくだけ!!結婚相手の王子?目の前で奪い去ってこい!!キアイとコンジョウとアイがあればやれるだろう!?」
セレナ「なんですかそれは・・・・。後半は暑苦しいですわね。修造と呼びますわよ?お兄様。こんな変態仮面の言うことなんか聞かなくてよろしいでのですわよ」
だが・・・・セレナの声が聞こえてないのか、俯いてなにかを呟いている。耳を澄ませてみると・・・・「奪う・・・・気合・・・・根性・・・・」とブツブツ呟いていた。ダメダ。間に受けてしまっている。
セレナ「マスク・ド・シックス!!お兄様に変なことを吹き込まないでください!!大体、話はどうするのです!!シーラが王子と結婚する物語ですのよ!?」
MTS2「HUN??王子も御曹司も変わんないんじゃない〜?」
セレナ「あなたね・・・・きゃっ!?」
突然雅輝が「そうか!!と立ち上がった。そして宣言した。幻想世界に行ってくると。
・・・・まさか・・・・本当に奪い去ってくるつもりなのだろうか・・・・。
雅輝は「行ってくる」とだけ言い残し、部屋から出て行った。今から行くらしい。もう夜なのに。・・・・いや、舞踏会は夜だからいいのか?
セレナ「行ってしまいました・・・・わね・・・・本当にシーラを王子から奪ってくるつもりなのかしら・・・・」
MTS2「いいではないかい?めでたくハッピーエンドじゃまいか」
セレナ「他人事だと思って・・・・」
決意を新たに出かけて行った雅輝。果たしてシーラを取り戻す事ができるのか・・・・?
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