元旦の午後。律音はお忍びでもなく堂々と住宅街を歩きながら向かった先は・・・・
将人の家だった。祷姫奈はお隣さんだが、特に挨拶もせずに向かった。会ったら勝負しようと言い出しそうだから。
将人「どうした?初めてじゃねぇか訪ねてくるの」
律音「そうですね。ここに来ればわかると思いまして」
何が?と聞く将人に言うセリフは決まっていた。次の対決日の事を。
将人「対決っておま・・・・」
律音「分かってるんですよ?お隣さんの誰かさんが何者かなんて事は。私は挫けたりしませんから次の対決日を教えてください。それと、バックライト抜きのガチ勝負で」
それは・・・・本当の意味での対決になる。挫けたりしないと言うがどうだろうか・・・・。
将人「・・・・春だ。お前がフリステスを卒業する頃を予定してる。もし、在籍中にお前が負けでもすれば----------------」
律音「歌唱エトワール位を剝奪されるから、ですか?」
将人は黙った。その通りかもしれないから。卒業してからならば次の者を決めるだけ。そういう状況をつくりたかったのである。
律音「あのオーラ、只者じゃあないですね。どこの子なんですか?私の分家筋?それとも私が分家筋?」
将人「どっちも違う。アリアの娘だ」
律音「えええええ・・・・これは難敵な壁ですね・・・・」
そういいつつもワクワクしながら帰って行った律音を見送った。するとおとなりさん家のインターホンを押して「とーきーなーちゃーん!!あーそーぼー!!」なんて言い出した。
肝のすわった子だな・・・・と将人は思った----------------------
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