数日後。
すっかりイジメられるという呪縛から開放された理夢は・・・・彼女のまわりに花びらが舞っているかのような生活が続いた。
梨亜がいなくなった理夢の暮らすの女子はすっかり梨亜というヘッド??を失い、理夢イジメもなくなった。・・・・だけではなく、悠也と普通に学校で話ができる。それだけでささやかな幸せだった。
まぁ・・・・おとなしい性格はそのままだったが笑うようになり、次第に男子の中でもちょっと人気がでてきたりして。悠也にはそれは複雑だった。理夢の良さが分かってもらえたのはいいんだが・・・・
理夢の笑顔が超美少女(ちょっと言い過ぎだが??)なのは自分だけが知ってればよかったが・・・・まぁ仕方ない。
さて。この日の放課後。悠也と一緒に下校。前までは悠也ファンの女の子や梨亜が怖くて一緒に帰るなど出来はしなかった。
幸せすぎる。なんだが---------------
放課後デートみたい。なんて思ったりする。
楽しくおしゃべりしたり・・・・コンビニでお菓子を買って帰り道にある公園で一緒に食べたり。
こんな日がこんな早く来るなどおもえなかった。きっと悠也があの行動をしてくれなければ・・・・中学生活はきっと黒歴史で終わっていただろう・・・・。
奇妙な入れ替わりに感謝だ。
と思いつつ悠也と公園でおしゃべりしていると・・・・
理夢「・・・・・・・・!!!!」
理夢は観てしまった。悠也の周りに黒い影があるのを。それは忌々しい・・・・’死が近い人の死期が観えるカ’。
理夢「な・・・・なんで・・・・」
急に悠也を見ながら顔色が悪くなった理夢を具合が悪くなったのかと思って訪ねた。理夢は大丈夫だと答えたが・・・・顔が何かあったとしか思えないように青ざめているというか・・・・暗いような。
悠也「大丈夫って顔じゃないけど・・・・ホントに大丈夫?」
悠也の事を’観る’のが辛くて「ごめんなさい。もう帰るね・・・・」と言うと公園から走り去った。残された悠也は心配で仕方がない。一体いま、何があったのか。さっきまで笑顔で話していたのに---------------
部屋に戻った理夢はカ無くヘタりこんだ。
まさか・・・・悠也で観えてしまうなんて。よりによって・・・・大好きな男の子で・・・・。
ガチャリという音とともに祖母の妙が入ってきた。顔色悪く帰ってきたのでやってきたようである。
妙「どうしたかえ?何かあったのかえ?・・・・まぁ理夢がそういう顔をする時は決まって’アレが観えてしまった’んじゃろう?」
理夢、頷く。
妙「そうかい。どうにかならないのかねぇそのカは。異能力を消す方法なんて今のところ見付かってないからのぉ。まぁ救いは赤の他人が観えたくらいじゃし-----------」
理夢「違うの!!今回は違うの!!ど、どうしよう!!ゆうちゃんが・・・・!!ゆうちゃんが・・・・!!」
理夢は泣きながら妙に抱き着く。
妙「ゆうちゃん?ゆうちゃんってお隣りの悠也ちゃんかい?」
理夢「・・・・うん・・・・」
妙「それは・・・・」
理夢「どうしようおばあちゃん・・・・ゆうちゃんが・・・・ゆうちゃんが死んじゃう!!」
妙「・・・・こうは考えられないかい?近々、何かしらで死んでしまう事が前もって分かってるんじゃ。じゃから傍にいて守ってやったらええ」
理夢「私が・・・・?ゆうちゃんを・・・・?」
妙「そうじゃ。悠也ちゃんを死から守ってやれるのはそのカをもつ理夢だけじゃ。そしてお前はただの女の子じゃない。霊能力も持っておる。なにで命を落とすかは分からんが、きっと悠也ちゃんを救えるカになる筈じゃ」
自分が悠也を守る------------
自分は梨亜の自殺したくなるような苦しい苦しいイジメを終結させて救ってくれた。今度は------------------
理夢「うん・・・・!!今度は私はゆうちゃんを救う番だね」
早速、明日から一緒に登下校だ。
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