翌日。とうとう出発の日を迎えた。律音と一緒に起きた輝莉は朝食を家族と一緒に食べる。
日本で最後の朝食--------
いや実際は夏や冬の連休に帰ってくればいいのだが。残念ながら、ゴールデンウイークは日本独自のものなので外国には関係なかったが。
父親の車で空港へむかう。この日は有給をとって見送りに来てくれるらしい。
父親、無言、母親、無言。夕べに律音と話をして送り出す事にはしたようだが・・・・
(やっぱり・・・・心配してくれてる・・・・んだよね?)
それがわかるだけに・・・なんだか申し訳ない。代わりになんとか結果を出そうという気にもなってくる。
律音「ね、空港には風祭さんはいるだろうけど、乃愛ちゃんと星名ちゃんもいると思うしクラスメイトもいるのかな?」
輝莉「たぶん」
律音「夏休みと冬休みで帰っては来られるけど、お別れの言葉は考えた?」
輝莉「考えましたけどなかなか」
「気の利いた事は考えなくていいだろう。お前の言葉で言いなさい」
「そうよ」
律音「ご両親もこう言ってるし、いいんじゃない?『エトワールユニットにはいってテッペンとります!!』で」
いきなり大きすぎる目標だ。それにエトワール自体がもうテッペンなのでは?という突っ込みもしたかったがやめておく。
実際律音とリルムとミーナがチームに入れてくれて面倒はみてくれるそうだが、見合う相応の実力はつけないといけないだろうし、目指すものとしてはそのまんまなのかもしれない。
律音「まぁ言葉の壁もあるだろうけど身振り手振りでもいけるし日本語通じる子もいるから英会話慣れるまで話が通じないわけじゃないからだいじょぶだよ」
輝莉「あ、そうなんですか?まずは日本語が通じる子と友達になろうかな」
律音「私とリルムとミーナ」
輝莉「通じる範囲、超狭かった・・・・!!」
律音「という風に面白おかしいフリステス生活を送れるようにしますのでご両親様大丈夫ですよ。大変なだけじゃないですから」
「「そ、そう・・・・」」
両親の反応は微妙そうだった。まぁすくなくともミーナもオモシロ系だし楽しそうなフリステス生活かもしれない。
そんな漫才を続けていると空港の駐車場に車が入っていく。輝莉はとりあえずの荷物を詰めたトランクを引っ張って空港に向かった。とりあえず荷物はないのか、律音は手ぶらだった。
さて・・・・皆いるはず。どんな挨拶をして出発しようかを考えつつ、エントランスへ---------------
---------------------------------SCENE2へ------------------------------------
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