歌の練習は喉を傷めない程度に留め、振りの練習もぼちぼちで。練習時間が取れるのはありがたいことで。
発声練習で半月使ってしまったが間に合うだろう。
という事でやってきました。フリステスコンサート。
するとどうでしょう。人、人、人。見渡す限りの人。公演は午後からなのに午前中から人であふれている。既に我先にと列を成している人もいるが、全席指定席なのであまり意味があるとは思えない。アイドル部はエトワール優待券で月乃宮スーパーアリーナの中へと入っていく。ちなみにアイリーンは先に入っているようでここにはいない。
中にも少なからず人がいた。スタッフの人だろう。「STAFF」というTシャツを着ているし、あれやこれやと忙しそうに駆け回っていた。そして輝莉達に気づいたスタッフが近づいてきて「入ってきてはダメだ」というが、エトワール優待券を見せると逆に「どうぞどうぞ」と通された。
「もしかして・・・・STAR-MINEさんとEcritureさんですか?月乃宮アイリーンお嬢様が神凪律音さんの控室まで通すように言われてます。どうぞこちらに」
とスタッフ2人に通された。ドアには『エトワール様控室』とある。様付けか。
ドアをあけると律音とアイリーンがいた。あとはリルムとミーナ。そして楽器部門と衣装デザイン科のエトワールさんが。こちらはチームなどは存在しないので楽器は各楽器のエトワールが。デザイン科は3人。楽曲科という作詞作曲する科もあるそうだが、それは残念ながら律音達が取ってしまっている。よその科なのに。
なんと挨拶しようかと迷う。とりあえず英語だろうか。
燿「え、えと・・・・は、ハロー・・・・?マイネームいず--------」
「ア、ダイジョウブデス。ニホンゴ、ワカリマスカラ。イショウデザインカノミリアイイマス。ヨロシクオネガイシマス」
と手を差し出してきた。握手を求めていると思い握手した。続いてライムとリンダと名乗った少女達とも。そして次々と楽器演奏科の少女たちとも握手をする。
「このかたが律音さんをプロデュースした・・・・」
アイリーン「みなみな様。この方はわたくしのステディなのですから、色目をつかわないでくださいまし」
と皆と燿の間に割って入った。取られるとでも思ったのだろうか・・・・。
ミーナ「みなのしゅー、よく来たデース!!ゆっくりしていくといいデスヨー」
リルム「本日はありがとうございます。楽しんでいってくださいね」
「私達の生演奏も聞いてね!!」
燿「ありがとう」
皆気やすく話かけてくれてはいるが・・・・同年代の女の子なのに・・・・全員フリステスの生徒。しかもエトワール。萎縮してたり緊張していたり。どうにも恐れ多いきがして。
ドアがノックされ、女性スタッフが入ってくる。最終リハーサルをするというのでフリステスのエトワール全員が出て行く。律音も「またあとでね〜☆」と手を振って出て行った。
奏鳴「皆エトワール様なんですよね・・・・緊張しました・・・・」
流奈「なんだか遠い人になっちゃったような。・・・・律音ちゃん・・・・」
翼「凄いところまでいっちゃったんだね。りっちゃんも」
皆、律音がでていったドアをみつめた。自分達とは違うところに住んでいる気がして悲しい気持ちにもなるが----------
アイリーン「緊張している場合ではありませんわよ。とくにEcritureは良い勉強になるでしょう。律音達が提供した曲を創った人達があの高域の声をだしているところを」
乃愛「そ、そうですよね。がんばって勉強させていただきます」
星名「いやぁ・・・見て聞いてもわからないとおもうなぁ〜」
美久「頑張ってくださいね。あの歌が完璧に歌えたら東日本選抜にも勝てますよきっと」
ののか「そーよ。がんばりなさい。ま、きらきらかわいいののにはかなわないとおもうけどね律音も」
翼「・・・・ののかくん・・・・りっちゃんはフリステスのエトワールだけども・・・・」
輝莉「あはは・・・・とりあえず頑張って聞いてみようよ」
ともあれ、皆、あれこれいっても律音が遠い人に感じてしまったのは確かだ。とりあえずこの控室で最終リハがおわるまで待つ事にした。
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