翌日の放課後。輝莉の部屋でEcriture会議がおこなわれた。2日前の東京予選を観てくれた人は数多く、予選突破のお祝いの言葉をたくさん賜った。
今回は3位で通過出来たが・・・・次は同じ手・・・・ピュアバラードでは通用しないと燿は言う。そして昨日のミーティングで何故か??和ロリか水着という2択を迫られてしまった訳である。
水着でライブは正直言って恥ずかしい。大人し目の乃愛は卒倒ものである。なら和ロリがいいかというと・・・・華やかさはあるだろが、やっぱりインパクトでいえば水着の方が上だろう。あざとい手だが、男性票は稼げるかもしれない。
しかし・・・・水着は恥ずかしい。女性アイドルユニットは大概通る道ではあった。しかし自分達は別に芸能人でもないし、どこかの事務所に所属している訳ではない。
無理にやる必要は・・・・とりあえずはない。ただあざとい票稼ぎとだけ言われるかもしれない。
乃愛「と、思われるのですが・・・・」
輝莉「考えすぎじゃないかなぁ?」
星名「そうそう。あんまりそんなに見ないと思うよ?私達の貧相な身体なんて」
乃愛「貧相・・・・・・・・」
乃愛は自分の胸を撫でた。全くない訳でもないが、あると言い張れるほどある訳ではない・・・・中学1年生の自分。将来性はあるのかどうかは分からないが・・・・
乃愛「世の中、ロリコンという方々もいらっしゃいますし・・・・六土先輩みたいな方もいらっしゃるかと・・・・」
輝莉「そういう人達の票はもらったね!!」
星名「いぇ〜い!!」
乃愛「なぜそんなにノリ気なのですか!!恥ずかしくはないのですか!!そもそもなぜ水着で話が!!」
和ロリも可愛くていいのではないかと乃愛は思っている。それは輝莉と星名も同じだが、暑そうというのが輝莉と星名の意見である。
星名「それにさ、水着のほうが造るの早いよ。和ロリは魅せる衣装だから、デザインも凝ったのにするとなるとデザインも造るのにも時間かかるし」
尤もな意見がでた。たしかに衣装にかける時間が少なければ、練習時間にあてられるのも事実。
前回は曲創りに時間がかかってしまった。今回もそうなるであろうから、衣装にかける時間がすくなくなるのは助かるところ。
しかし・・・・恥ずかしい・・・・恥ずかしすぎる・・・・。
色々話しているうちに・・・・結局は次の関東予選は水着衣装になってしまった。衣装作る時間を練習に回したいという結論で。
輝莉「衣装、けってーい!!いぇ〜い」
星名「頑張って可愛いのデザインするからね」
乃愛「・・・・はぁ・・・・もう腹を決めるしかなさそうですね・・・・」
もう諦めるしかなさそうだった・・・・。
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