30分くらい経過後、蛍を加えた騎馬戦メンバーは入場口で-------
並ばず、既に騎馬状態。入場からもう騎馬は出来上がっていた。
30分前の事を思い返す蛍----------
騎馬戦が始まる前に練習を始めることになったのだが、騎馬をつくるのに、あと2人の女子と手をつなぐ必要があった。騎手はそこに足をかける。
それだけで騎馬は出来上がる訳だが、事はそう簡単な話ではなかった。蛍にとっては。
まず、女子と手をつなぐという事自体があまりなかった。あっても姉か、恋美と。恋美とは夏のケイオスとの戦中の慰安旅行の時に手をつないだだろうか。蛍にはそれしか女子との手おつないだ覚えはない。
汗ばむ手。緊張しているのを気づかれないだろうか・・・・。
そして騎手の足の間食と・・・・眼前にみえる・・・・騎手の女子の・・・・ふともも。同い年の女の子の。
顔を赤くして叫びたかったが・・・・なんとかそこは踏みとどまる。騎馬役の2人と「いっちに、さんし、」と声をかけあって歩調を合わせる練習を行う。
練習自体は奏難しくはなかった。ただ・・・・女子と手をつなぐ、騎手役の女の子の足の間食やら・・・・ふとももやらの光景が・・・・目の毒すぎる。
かといってもう始まるのであとには退けない。
練習は出きただけマシだろう・・・・。とはいえ・・・・
女子の手・・・・!!そして騎手の女の子の・・・・ブルマから伸びる・・・・足・・・・!!
「どうしたのほたるちゃん?顔赤くして風邪でもひいた?」
騎馬役の1人が心配そうに見つめてくる。まさか自分が男で女子との密着で顔を赤くしているなどとは言えない。「大丈夫とだけ答えるが・・・・
「風邪じゃなくても、具合悪いなら、代わる?」
今度は騎手役の女の子が聞いてきた。それはお断りしておく。女の子の上に流石に乗る訳にはいかない。そもそも。
騎馬とは、3人の騎馬役が三角形のようにして騎馬をつくり、樹主役がその上に乗る。3人のうち、前で騎馬役をしている女の子の肩に手をやったりもするだろう。
それにハチマキをとるときは相手の騎馬とくんずほぐれつをする。シャイな彼には耐えられないだろう。
「具合が悪いんじゃないんだ?じゃあこのまま大丈夫?」
蛍「うん。皆ありがとう。ボクなら大丈夫だよ」
騎手ではないのでいいところはみせられないが、しっかり勝利チームになるように貢献しなくては。
騎馬戦入場のアナウンす。とうとう戦いが始まるのだ・・・・。
皆の戦いと、蛍の戦いは微妙に違うようではあるが・・・・・・・・。
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