数日後。体育の授業を終えて着替え、教室に戻った蛍。しかし教室のドアの前で女子達がドアから聞き耳をたてているのをみて、どうしたのかと聞く。聞いてみれば分かるという事なので、ドアから聞き耳を立てていると・・・・
「新井ってどうよ?新井」
「まぁ可もなく不可もなく?まぁ50点?」
「あー、ひでー」
「じゃあよ、清水はどうよ」
「あいつおっぱいちょっとあるよなー。80点」
「おっぱいおっぱーい」
なんて声が聞こえてくる。
こ、これは・・・・
蛍「これって・・・・」
「そ。男子が女子を採点してんのよ。迷惑よねー」
「あたしらも男子を採点してやろうか?って感じよね〜」
「そうそう」
などとヒソヒソ声で話し合う。別に廊下で採点し返したりはしないけど。
聞き耳を立てていると、蛍の名前がでてきた。「えっ?」と思ったが、女子としてここにいるのだ。採点される側なのは仕方ないのだ」
「綾小路か。あいつチョーかわいいよなー」
「気が弱くて守ってやりたいっていうかさー?」
「ウチの妹と代わってくんないかなー」
概ね好評のようである。男に好かれるのは別にいいのだが・・・・分かっている。友情という意味ではない事くらいは。
「あいつの姉ちゃんもチョー可愛いよなー」
「しかも巨乳!!」
「きょにゅー!!きょにゅー!!」
「ったく・・・・馬鹿じゃないの?なんで男子ってそう胸の話をしたがるのよ。ねぇ蛍ちゃん?」
蛍「え?あ、ああうん・・・・そうだね〜・・・・」
男子の気持ちは分かる。自分も姉の胸をみてドキドキしたりする事もあるのだ。
まぁそんな事はおいておいて。男子の女子の採点はやめさせなければ。女子皆で教室に突撃し、男子と言い合いが始まる。男子と女子の件かは次の授業の先生が来るまで続いた・・・・。
(男子が自分をみる目・・・・か・・・・)
蛍は女の子の恰好を未だに続けているのはこの小学校で新しくできた友人との交友及び、恋美の傍にいる事にある。
決して、男子に好かれたいという訳では、ない。いやまぁ友人としての男女交友はむしろ歓迎するが、そこに恋愛感情があるのなら・・・・
いきなり学校にくるのがこわくなった。怖くなるが・・・・通うしかない。今のところは。
男子からの告白。さっきの女子の採点から察するに、割と好印象のようで・・・・
これからも下駄箱や机の中にラブレターが入っていそうで・・・・
「・・・・あれ?ほたるちゃん。どうしたの震えて?」
蛍「え?ううん・・・・ちょっと寒気が・・・・」
「風邪?早退、する?」
蛍「ううん。大丈夫・・・・」
振るえて待つ-----------
そんなの御免被りたいが・・・・女顔で気弱な性格な自分をどうにかするのだな。
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