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2016年08月23日23:11

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思い出のあの人は(6)/SS

翌日。博人と愛瑠はケイオスとソールを連れ立って鈴鳴神社を訪れた。今は鳥居の前である。

ここを進めば・・・・御三家揃い踏みで待っている筈である。今日行くというのは御三家には伝えてあり、「勝利した。あした報告に向かう」とだけしか伝えていない。


博人「あー・・・・こいつら連れてったら驚くだろうな。メールでただ勝ったとしか言ってねぇし」


愛瑠「ふふふ。そうね。ケイオス、ソール。行きましょう」


4人は鳥居をくぐり、境内を歩く。


戦闘になったらどうしたらいいのだろうか。仕方がないから2人を倒すか・・・・それとも護るか。


と考えているうちに、本殿前まできてしまった。最初はケイオス達4人の神を討ち倒した博人を笑顔で迎えたが・・・・後ろにいるケイオスとソールをみて驚き止まっている。


優莉愛「ひ、博人様!?ど、どういう事ですか?」

凛花「最後のトドメは私達が、という事ですか?」


博人「あー、違う違う。ちゃんと説明すっから」


向日葵「違ううにに?」


愛瑠は昨日の戦闘について説明をする。悪魔は全て倒し、ヘルモードとエーギルは倒したものの、ケイオスとソールは殺さなかった事全て。


青葉「あらあらぁ。そうだったんですかぁ〜」


凛花「しかしなぜ生かしておいたのです?何か事情が?」




愛瑠は自分の考えである「愛を知った彼はこれからもいろいろな愛に触れ、良い神に成り変わってくれる事」を期待して生かしておいたと話した。凛花、青葉、向日葵はそれで納得したようだが・・・・姉がこの戦いで死んだ優莉愛だけは俯いた。




博人「優莉愛」

優莉愛「愛瑠さんの決定には従います。お姉ちゃんはこの戦いで散りましたが、あなた達に殺されたのではなく、創生器の天輪によってですから・・・・。ちょっとそれでも敵討ちはしたいかなとは思いますけど・・・・」

ケイオス「その時はそれはそれで構わん。俺は逃げも隠れもしない」

ソール「その時は私も殺してね」


2人のセリフに狼狽し始めた優莉愛。本当にかつて姉達が戦っていたケイオス達なのだろうか。

様子が全く違う。明らかに。愛を知って変わったとでもいうのだろうか。


優莉愛「なるほど・・・・わかりました。なんとなくですが、愛瑠さんの勝ち負けだけが勝負じゃないのが分かる気がします。愛・・・・ですか。まだ子供だから完全には分からないですが」


愛瑠「あたしだってまだ小学生なんだけど・・・・」


御三家からそのセリフに異議がでた。愛瑠は2度転生しているだろうと。


愛瑠「それを言われると弱いけど・・・・。ねぇお兄ちゃん?2人はどうする?」


博人「2人の処遇は俺が決めていいってアリアに言われてるからそうするけどよ、ケイオスとソール。お前ら2人はロキのようにアリアの下で更生監督を受けながら更正していってもらう。王宮の牢獄とか監獄とかに入れられるよか全然マシだろ?」

ケイオス「いいだろう」

ソール「2人きりでもよかったのにね」

ケイオス「草薙よ。監視下に置かれるのは許容するが、すこしは2人きりの時間をくれよ?お前達も好きなだけちちくりあっていいから」


博人「ああそうだな。アリアは音楽の女神だが、許容してくれるだろ」


凛花「あのケイオスとソールがこのように変わってしまうとは・・・・」

優莉愛「愛、おそるべしです」

向日葵「らぶらぶうにに(’’」

青葉「これはこれでいい解決ではないでしょ〜か〜」


報告を終えて帰っていく4人・・・・というか博人に向けて頭を下げた優莉愛。ケイオスとソールは生き残ってしまったが、姉も戦いが終結して安心して天国にいけるだろう。


戦いを経てアリアの許で更生・・・・・・・・


タルダロスとタナトスのいるあそこでか・・・・・・・・??


疑問が少々??残るが、きっと良い神に生れ変わってくれるだろう。


4人はそう願いつつ、見送った。



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