博人とケイオスが使った技は同じモノだった。博人がパクリだのなんだと言っているが、もちろんケイオスがその技を博人が使うなどと知る訳がない。初見である。
その逆も然り。ケイオスはその技を今回の騒動で一度も使った事は無い。博人も初見だ。
博人「どこでソレ習得したんだ?」
ケイオス「神界でだ。偶然であった男に教わったものだが」
博人「神の世界で・・・・か」
ケイオス「お前こそその技をどこで」
博人「これはウチに代々引き継がれてる光神流の剣の奥義の1つだ。始祖はルシフェルっていう」
ケイオス「光神流・・・・か。神なのか?」
博人「人間のハズだけどな。・・・・そういや・・・・ルシフェルが転生した時・・・・一時期神の世界を旅したことがあるとか言ってたか・・・・」
そこまで会話をして・・・・お互いに1つの結論を同時に導き出した--------------
博人&ケイオス「・・・・・・・・同一人物?」
可能性はある。というか、それしかない気がする。共通する必殺技を両者が使える理由は。
ケイオス「は。ふはははは。お前があの剣士の末裔というわけか。これは傑作だ」
博人「笑えねぇ傑作もあったもんだな」
実際は苦笑いしているが。笑っているといえなくもない。
博人「ルシフェルがお前に技を伝授したという訳か。いいぜ。全力で来いよ。ただし、俺が2刀流じゃなくなったからって弱くなったと思うなよ?」
そう言って剣を構える。ケイオスはその言葉に返事をせず、無言で構えた。
・・・・・・・・静寂。悪魔とタルダロス達の戦う音だけがする-----------
暫く2人は構えたまま動かない。敵味方関係なくそれを見守る------------
先に動いたのは博人だった。構えたまま低い場所を潜り抜けるように低い態勢をとる。
何か来る。ケイオスが大剣を握る手にカを込めて剣にロプトウスの黒い靄を付与した。
ケイオス「何をするのか知らんが・・・・来い」
博人「じゃあご所望通りいくぜ」
博人はそう言うと・・・・・・・・その場から消えた。その場から忽然を消えた。
どこへ行ったのか---------
とケイオスが思った瞬間------------
後ろに何者かの気配を感じて振り向くと、そこには剣を振りかぶっている博人が-----------
ケイオス「瞬間移動だと・・・・!?馬鹿な---------」
博人「なんだよ。’神速’、教わってねぇのか。瞬間移動にみえる移動技だ」
ケイオス「ただの移動・・・・だと・・・・」
博人「’シュバルツ・モイヒレリッシュ’」
密接からだした技は連続攻撃系だった。移動技の神速をつかった四方八方の斬撃をケイオスにあびせ、最期に一旦離れて炎と電撃を合わせた波動を飛ばしてケイオスにトドメを刺した。ケイオスは血飛沫をあげて地面に崩れ落ちた--------------
ソール「ケイオス!!」
倒れたケイオスに振り向いて悲鳴に似た声をあげるソール。戦闘中の余所見は危険だ------------
しかも相手はよりによって、八坂竜司------------
竜司「何処を見ている」
そう言うと、振り向いて驚き止まっているソールに何の躊躇もなく・・・・無慈悲にヴェドールの刃が振り下ろされる。
ソール「あ”あ”あ”あ”あ”・・・・!!」
ヘルモード「ケイオス!!ソール!!」
エーギル「ち。くそ・・・・!!」
ケイオスとソールが倒され残り2人になりながらも・・・・戦った。しかし神星器と三種の神器相手ではいくら神とて分が悪すぎた・・・・。
ヘルモードとエーギルは倒れ、動かない。おそらく死んだのだろう・・・・。
ソール「・・・・・・・・一体・・・・・・・・そうか・・・・・・・・」
やっとの事で起き上がったソールは辺りをみて確信した。完全敗北を。悪魔も既に全部が倒され、自分を囲うように陣取っている・・・・。
ソール「ヘルモードとエーギルは・・・・死んだ・・・・のね・・・・」
るるな「あとはあなただけよ」
竜司「これ以上苦しまないように1撃で葬ってやる。仲間はもういない。諦めろ」
ソール「・・・・ケイオスは・・・・?」
博人「ムシの息だ。じきにあいつも死ぬだろ」
ソール「ケイ・・・・オス・・・・」
ソールは脇腹から血を流しながらもケイオスのところへ向かう。
竜司「悪あがきか?さっさと死ね」
アンジュ「あなたも無粋な方ですわね。最期くらい話をさせてあげなさいな」
セリカ「きっともうお2人とも長くはないでしょうから・・・・」
「フン・・・・」とそっぽ向きながらも竜司は剣を収めてくれた。とりあえずは最後の会話くらいはさせてくれるらしい。
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