2人の剣劇10分以上続いた。お互いにダメージを与えられず、2人は1度離れて間合いを取る。
ケイオス「良い腕をしているな。惜しいな。敵でなければ殺さなくてもいいものだったが」
博人「てめぇこそな。悪人じゃなければ倒さなくて済んだのによ」
そう言葉を交わし、両者突進。そこからさらなる剣劇が続く。優勢なのは博人。単純に剣1本に対して2刀流だから。
このままではジリ貧になる。このままおされ続ければそう遠くないうちにやられるだろう。博人は2本の剣で連撃を繰り出しては来るが、大技はやってこない。
反撃にでなければ-----------
だが2本の剣での猛攻に反撃の糸口がみつからない。
・・・・・・・・いや------------
こうしてしまえば----------------
ケイオスは博人の左手の剣、封印の剣’モルス・カラミティ’を思いきり払った。モルス・カラミティは攻撃の反動を受けて博人の手を離れ、視認できないところまで縦回転しながら飛んでいった・・・・。
博人「あ」
ケイオス「これで2刀流はできまい」
博人「そうだな。拾ってくるから待ってろって、そんな訳ねぇか」
ケイオス「無論だ」
博人はセフィンティアを両手で持って構える。そして再度ケイオスに向かって突撃。2刀流ではなくなったが、ケイオスとの戦いは互角だった。博人が攻撃する・・・・ケイオスが受ける。ケイオスが反撃する・・・・博人が受ける。・・・・全くダメージの当たらない戦いがさらに10分は続いた。
ケイオスは1度離れて間合いをとる------------
ケイオス「よもや神相手にここまでやるとはな。いい加減斬られたらどうなんだ」
博人「そりゃこっちのセリフだぜ。いい加減斬られろよ」
2人して肩で荒い息をしている。そろそろいい加減に体力の限界も近い。
ケイオス「そろそろ決めないとな。・・・・・・・・これは俺に出来る切り札といえるものだ」
博人「なんだ?必殺技宣言か?ならこっちも2刀流じゃねぇ超必殺技をだすか」
構えて互いに動くタイミングを計って数分。しかし1時間にも思える短い時間を経て・・・・2人は一気に距離を縮めた。
そして互いの技でまたも辺りに金属音が響く・・・・。
2人の放った必殺技で剣と剣がぶつかり合うが・・・・
その攻撃方法が’全く同じ’だった。
縦斬り、横薙ぎ、袈裟斬り、斬り上げ、そのタイミングと順番が。
2人は最後の炎の波動とロプトウスの波動を放って一旦離れた。
ケイオス「俺の技と・・・・同じだと・・・・?お前、その技は何だ・・・・」
博人「’ホロウ・エグゼキューション’・・・・じゃねぇ。光神流の剣の奥義、’千弐百拾壱刃・光輪淵陣蜀’大昔からある技だけどよ、お前こそなんだその技」
今の技の打ち合いを戦いの手を止めて敵味方関係なく見ていた。悪魔を相手にしていたタルダロス達は別であるが、
恋美「え。なんで?なんでにいにいと同じ技使うの・・・・?」
エーギル「知らねぇよ」
愛瑠「型(かた)が同じ技・・・・?どういう事・・・・?」
ロキ「2人して同じ技をつかったみたいだネ」
これは一体どういう事か-----------------
------------------------------SCENE4へ------------------------------
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