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2016年08月04日09:36

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思い出のあの人は(2)/SS

ケイオスは魔法や霊撃を避けながら愛瑠を探した。しかし遠距離攻撃を避けながらの捜索は困難だった。魔法の爆風が邪魔で視界がなかなかきかない。


ケイオスは愛瑠がいると信じてそれでも探した。


そして・・・・いた。悪魔に向かって霊術を放っている愛瑠を。


ケイオス「いた・・・・!!アマテラス、死ね・・・・!!」

アマテラスを殺す。待ち望んだ瞬間だった。


大剣を振りかぶって一目散に愛瑠に向かっていく。


愛瑠「え。・・・・あっ・・・・!!」


愛瑠が迫り来るケイオスに気づいた時にはもうケイオスは目の前で----------


ケイオス「・・・・死ね・・・・!!」


ケイオスの剣は躊躇なく無慈悲に愛瑠に降り降ろされた。しかしその剣は横から出てきた剣によって遮られた。


博人「よぉケイオス。真っ先に愛瑠を狙うと思ってたぜ」


ケイオス「草薙・・・・!!」


ケイオスの剣は博人の2本の剣をクロスさせて防がれていた。1番来てほしくない相手に来られてしまった。


しかし前回の’借り’もある。ちょうどよかったのではないか。


ケイオス「草薙。貴様には前回の借りもある。丁度良い。相手になってもらおうか」


博人「ご指名、ありがとよ。愛瑠、さがってな。皆の援護はいい。ケイオスと俺をぶつけてそのスキに他の奴がお前を殺しにかかるかもしれねぇ。回りに気を配ってればいい」

愛瑠「うん。ありがとうお兄ちゃん」


愛瑠はそう言うと戦いの邪魔にならない・・・・50メートル程さがった。






ケイオス「俺がお前を相手にしているスキにか。そのテもあったな」


博人「違ぇのかよ!?」


即座に突っ込んだ。



博人「まぁ今までもだけどよ、お前らあんま作戦を巡らせるとか出来ねぇみたいだからな」

ケイオス「そういう頭を使うのは苦手でな。代わりに俺にはコレがある」


そう言ってケイオスは剣を構えた。博人も2本の剣で構える。


博人「は。俺もそんなモンだ。頭使うよりはコッチだな」


ケイオス「存外、似ているのかもしれん。残念だ。お前が敵でなければ良い試合相手にもなったろうに」


博人「は。悪い事はやらねぇぞ?それに、試合ならこれからやるだろ?」


ケイオス「確かにな。’試合’ではなく、’死合’だがな」


暫く構えつつ対峙する2人。そして-----------


ケイオス「いくぞ」
博人「いくぜ!!」


互いに急接近し、剣を振る。密接状態で剣を振るう2人。あたりにはその衝撃と金属音が響いた。

ケイオスのロプトウスと博人の炎と電撃が辺りに迸る。


愛瑠「お兄ちゃん・・・・」

「あーあ。おっ始まったようだネ」


心配そうに博人を見つめる愛瑠にロキが声をかけた。さっきまでタルダロス達と戦っていたようだが--------


愛瑠「ロキ。向こうは大丈夫なの?」

ロキ「悪魔はタルダロス君達だけで十分だヨ。ま、キミに向かって’流れ弾’が飛んでくるかもしれないし?」

愛瑠「心配してくれてありがと。・・・・ねぇロキ、お兄ちゃん、勝てると思う?」

ロキ「まぁ前回のキズがあるだろうから、ケイオスはいきなりハンデを負ってるからネ。封印の剣とセフィンティアの2刀流っていうチートまで出来るし大技が決まれば神だって殺せるだろうサ」


そう願いたいが、キズを負っていても相手は神で、神剣の2刀流と炎となぜかでる電撃というチート能力があるにしても博人は人間だ。本当に勝てるかどうか---------


ロキ「ま、キミもケイオスに復讐してやりたいだろうけど、ここは見守っててやりなヨ」

愛瑠「・・・・ええ」


----------------------------------SCENE3へ------------------------------


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