アンジュ「・・・・・・・・??・・・・あら?」
アンジュは2体の悪魔と戦闘中、携帯にメール着信があったのに気づく。普段であれば戦闘中にメールや電話に着信があっても携帯を使ったりはしないが、今回は悪魔が複数個所に現れ、人員も分散しているのでなにかあったのかと思ってメールを開いてみる。
蛍「アンジュさん、どうしたの?」
アンジュ「ええ、メールが・・・・他の戦闘場所で何かあったかもしれませんし閲覧するわね。ああ、その間よろしく」
愛瑠「いいけど、早めにね」
と会話しながら2体の悪魔と戦う蛍と愛瑠とセリカ。神星器もあるおかげでここは割と苦戦もなく戦えている。じわじわと悪魔を追い詰め中。
その様子を横目にメールの内容を確認すると・・・・優莉愛からだった。戦況を窺っている内容。
アンジュ「・・・・ふむ・・・・」
セリカ「だれから・・・・だったの?」
アンジュ「優莉愛ちゃんから。チェーンメールで全体的な様子を聞いてきているのだけど・・・・なにかしら。どこかが苦戦してたらでてくるつもりかしら」
セリカ「こっちは大丈夫って返事して安心させてあげて・・・・?」
アンジュ「ええ。えっと・・・・『こちらは超絶でスーパーに悪魔をシバき上げているので超余裕』・・・・と」
愛瑠「・・・・・・・・超余裕という訳でもない気がするけど・・・・」
実際、苦戦ではないが、余裕という訳でもなかった。前衛がいないから。ここだけ皆、後衛なのだ。接近されたら離れて魔法や霊術を放つを繰り返しているので体力的にもちょっとキツい。
そろそろ決めないと。
アンジュ「セリカ、蛍さん、レメゲトンのタゲをずっともって逃げてくださいな。愛瑠ちゃん。ドッカン技いきますことよ」
愛瑠「そうね。そろそろ体力が限界だし」
蛍「タゲって!!MMORPGじゃないんだから!!ずっと逃げ回ってるの!?」
セリカ「だれかたーすーけーてー」
といつつ2匹の悪魔に追いかけまわされる。その間に大魔法、高火力霊術の用意をして放つ。チマチマダメージをあたえていた今までと違って、1撃で葬った。
アンジュ「2人ともおつかれさま。いい走りっぷりだったわよ!!」
蛍「死ぬかとおもったよ!?」
セリカ「こんなのやだよぉ・・・・こわいよぉ・・・・」
蛍は半ベソで抗議したが、セリカはマジ泣きしていた。ちょっと申し訳ないと思ったりも。
愛瑠「でもそのおかげでこうして倒せたんだし。ありがと。それで・・・・他のところはどうなのかしら。お兄ちゃんとか大丈夫かな」
三種の神器は二手に別れ、博人&恋美、竜司&るるなで合わせて4匹を相手にしているという報告がアンジュにあった。流石に不安だが・・・・。
アンジュ「大丈夫ではなくて?それより他の戦闘箇所から終わったという報告がないのでまだ戦闘中と思いますので、野放しになっている東京駅に向かいます?」
蛍「そ、そうだね。どれだけの人が犠牲になっているかわからないし・・・・」
アンジュ「まぁ死屍累々の血みどろ空間だとおもいますが」
セリカ「・・・・死屍累々・・・・血みどろ・・・・」
セリカが失神寸前。意識が切れかけているがなんとか持ちこたえる。バチカンの清い場所で育った彼女にそういう惨殺空間はまさに地獄の場所なのだ。
とりあえずチェーンメールで終わったと打ち込もうとしたら・・・・既に討伐報告が。三種の神器組だ。2組両方共、倒したという内容のメールがきている。
アンジュ「愛瑠さん。三種の神器は私達より早く4体もの悪魔を倒したようですわ・・・・」
蛍「へ?なにそれ?もう人の枠をはずれてない・・・・?」
セリカ「さすが博人様です・・・・」
アンジュ「まぁあの人達はその身体自体が神器みたいなものですし、そのうえ神星器までありますからね。まぁいうなれば、’人間辞めました’?」
ひどい言われようだ・・・・。
愛瑠「2人だけでどんな戦いしてるのよ・・・・。とりあえずあとはタルダロス達かしら」
アンジュ「報告を待っている時間はないですわ。東京駅に行きますわよ」
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