夏休みのはいって数日の頃。神の世界よりミランダ姫がやってきた。今までの状況を聞いたミランダは、すぐに王宮へと戻って宝物殿を漁る。
創生器であっても4人掛かりであってもレメゲトンの悪魔との戦いは苦戦をしている。
なにか他に役立ちそうなものがないかと探してみるが、神器がそうポロポロとでてくるものではない。でてくるのは宝物、美術品、骨董品らしきもの。もしかしたらその中になにか神器があるのかもしれないが、ただの宝物だろう。
「なにをしているのだね?」
宝物殿を朝っていると、父親兼神王と母親兼王妃がやってきた。事情を話すと一緒にさがしてくれたが、確実に神器と呼べるものは何もなく、でてくるのは宝物ばかりだった。魔術的付与のある装備品もあるようだが、神器には及ばないだろう。
「ないわねぇ・・・・」
「そもそもだな、創生器とほかの武器は併用できるものなのか?」
それはわからない。いまだかつて、創生器、転生器、神星器と3種類の神器がでてきたが、別種の神器を2つ扱えた例はない。かつて鈴鳴希望・・・・現天宮愛瑠がピュアルカノンとレーヴェルハスタをつかったが、それは神星器内でのものであるし、2つの神器をいっぺんに使った訳ではない。
ミランダ「例は・・・・聞いた事がありません」
「私もないわ」
「俺もないな。・・・・・・・・・・・・・・・・ん?」
「どうしたのあなた?」
「いや。武器としての神器ではないがな、三種の神器という者達は己自身が神器なのであろう?その上神星器や封印の剣を使えるものなんだとな」
「ああ・・・・そうですわね。しかし武器ではないですから」
ミランダ「彼等の使う炎は神器ではないのですか?」
・・・・・・・・だれも答えられず。謎、という事でその話題は終わりにした。
新王はもう1つ思う事があると話す。かつて鈴鳴愛(すずなり きずな)らがつかった転生器には2段階変身というものがあった。創生器にもそれがある可能性がある、と。
ミランダ「たしかに。しかしトリスメギストスさんとヘルメスさんはそのような事を仰らなかったですが・・・・」
もっとよく詳しく聞いてみたほうがいいかもしれない。ミランダは馬に乗り、トリスメギストスとヘルメスのいる工房へとむかった。
その頃。
ケイオス達も愛瑠を探し求めていた。実際に確認するのはケイオスだが、捜索は4人で手分けしたほうがいい。
とりあえずここ数日でわかったのはレメゲトンで釣っても天照継承者はでてこなかった。三種の神器、司令部、御三家とそれぞれを出撃させるようにしてあとをつけた。数枚ムダにしたが、それぞれの家は特定できた。それらの情報を共有する為、ケイオス達は1度集合した。
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