接近専門の凛花がまず巨大なサイに接近。その胴を斬りながら払い抜ける。その後青葉も火と氷を付与した2本の短剣で足を攻撃し、同じく切り抜ける。相手の動きを封じる為に足を狙った訳がなくもないが、どちらかというと相手が巨大すぎるので足しか攻撃できなかったという意味も。
「ヴォァァァァァァ!!」
足と脇腹を斬られたサイはいきりたって突進してきた。巨大な図体にして、機敏なスピード。かるくバイク並のスピードはあるだろうか。それをなんとか避けた凛花と青葉。
千百合「向日葵ちゃん!!援護いくよ!!」
向日葵「がってん」
2人は霊カの玉で攻撃。サイは後ろから突き飛ばされたかのように前のめりになるが、倒れはしない。ゆっくりと背後を振り返り・・・・千百合達を見ると咆哮し、2人に向かって突撃してきた!!
千百合「ひっ!!来たぁ!?」
ハティ「姫、乗れ!!」
向日葵によって千百合がハティの背中に乗ると、サイから逃げ出す。それをひたすら追うサイ。
青葉「どうしましょうどうしましょう」
凛花「奥の手を使う。まだ壱技しか使えないが」
青葉「それって・・・・三神技乃壱?」
凛花「ああ。青葉。ハティのあの速度なら追いつかれはしないだろうが、射撃をして気をそらせ」
青葉「りょ〜か〜い」
青葉は霊光弾を放つ。ハティを追いかけまわしていたサイに直撃。サイは青葉を睨み、今度は青葉めがけて突撃してきた。
青葉「こっちにきましたよ〜?」
凛花「問題ない。いくぞ!!三神技乃壱・第一技!!」
突進してくるサイに向かって刀に込めた霊力を一気に刀を振るって剣撃にして飛ばし、自身も突進し、飛ばした剣撃と同時に十字斬りを見舞う。サイは腹部から大量の出血をし、倒れた。
・・・・が、まだも戦おうというのか。サイは出血しながらも起き上がり、なおも突進攻撃を繰り返す。4人はそれをかわしつつ、それぞれの奥義を同時に放って攻撃し、なんとか倒すことが来た。
向日葵「なんとかなったのら」
凛花「全員で三神技を放ってやっとか・・・・。しぶとい相手だった」
青葉「それに、変身してカが増しているのに全員でやらないといけないなんて、大変だわぁ〜・・・・」
ハティ「これからも修行あるのみだな。姫。こやつをカードに戻せ」
千百合「どうやるの?」
ハティ「とくにキーワードはないようだな。100年前は’レメゲトン、封印’なんて言っていたがな」
千百合「じゃあそれでいいかな。レメゲトン、封印」
巨大なサイはカードに戻され、千百合はそれを拾う。なんかカードゲームのモンスターカードのような絵柄の巨大サイがそこに描かれていた。
ケイオス「倒されたか」
千百合「次はあなた達よ!!」
ケイオス「いや。今日の所は引き上げるとしよう」
ケイオスを先頭に、4人はビルとビルの間へと消えていった。後を追ったものの、もうすでにケイオス達の姿はなかった。
凛花「逃げられたか」
ハティ「逃げたというよりは今日は勘弁してくれた意味合いが強いがな」
千百合「特訓しなきゃだね」
「おーい!!千百合!!」
大声で千百合達を呼ぶのは博人達だ。「やつらはどこだ?」という博人に、もう終わったと答え、経緯を話す。
るるな「へぇ〜。あなた達だけで倒したの?やるじゃない」
竜司「仮にも御三家を名乗るのだ。相応に出来てもらわなければな」
凛花「仮にも・・・・・・・・」
博人「しかしレメゲトンか。やつら今後もまた使ってくるだろうな」
何十体という悪魔のうちの1体を倒したに過ぎない。まだまだ戦いは始まったばかりだ。
今までは三種の神器に任せておけばいいと思っていた千百合だが、それではいけないと今回認識させられた。御三家だけでも対抗できるカをつけなければ。
ハティの言う通り、特訓あるのみだ。
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