夜。千百合はベッドで横になり、有料スマホアプリ’CIRCLE’というものでグループ通話をしていた。このスマホアプリ、昔は’LINE’、’スカイプ’と呼ばれていたものだが、ここ50年くらい、1日中それらで会話をするいわゆるスマホ依存症、LINE依存症と呼ばれるものがあらたに精神病として社会現象に。国はそれらに規制をかけ全て有料化して1日の接続時間制限をかける規制をかけた。それにより、利用するには月額1500円、接続時間は3時間までという利用制限がかけられている。1日の接続時間が総じて3時間に達すると、アプリが起動しなくなるプログラムだ。
・・・・だが、世の中それで解決できるものではない。1台で3時間しか使えないなら2台3台ともつ若者が急増。新たな規制案を国が模索しているが、千百合や優莉愛は1台づつしかもっていない。まぁ、それが普通だが。
グループ通話相手は神季青葉、姫神凛花、冬野向日葵。内容は・・・・創生器について。
話を聞いているとどうやら光は発しているものの、誰もキーワードらしいものが頭に浮かんで来ず、変身出来ていないという。しかも光を発しているとはいっても真っ暗闇かそれに近い暗がりでないとわからないレベル。これでは本当に適合しているのか疑わしく思えてくる。
向日葵「そもそもき〜わ〜どってどんなもんにゃりや?自分でせって〜するにょん?」
青葉「かもしれないね〜」
3人共、というか千百合含めて4人がそう思っていた。キーワードは頭の中で自分で設定するものだと。
凛花「しかし・・・・そのような事を試してみたが、変身出来なかったぞ」
どうやら凛花は試したようだ。頭の中でキーワードを設定するように思い、それを口にしてみた。しかし変身は出来なかったとか。
議論を続けていくうちに4人は’身の危険が迫らないと発行されない’という結論に至った。つまり危ない目にあわないとダメなのではないかと。
千百合「じゃああたし、ちょっと道路の真ん中を歩いて車に轢かれそうになってきてみる?」
「「「いやいやいやいや」」」
3人の声が重なった。それで変身出来ずに轢かれたら無駄ではないか。そもそも変身できても轢かれる事実は変わらないだろうし。
青葉「そんな危ない事をしないで、ケイオスさん達がでてくるまで待った方がよろしいのでは〜?」
凛花「私もそう思うぞ」
向日葵「いかどーぶん」
という訳で、無駄にいろいろ試さず、ケイオス達との戦闘になるのを待つことにした。とはいえ・・・・まだタルダロス達はケイオス達を見つけられてはいないのだが。ロキによる囮だが、ケイオス達は釣れていない。まぁケイオス達の行動の1つにロキ探しもあるようなので、いづれ釣れるかもしれないが。
千百合はCIRCLEをログアウトさせ、ベッドで仰向けになる。
一体どうしたらキーワードがでてくるのか。皆で話し合った通り、身の危険が迫らないとだめなのだろうか。
合格ラインスレスレの適合で、創生器にきちんとみとめられていないのか・・・・。
それとも神星器のように・・・・なにかの強い意志が引き金なのか・・・・。
もし・・・・ケイオス達との戦闘になってもキーワードが頭に浮かんで来なかったら--------
そんな不安がよぎったが、とりあえず今のところできるのは、修行して少しでも強くなっておくことだろう。日々の修練は欠かせない要素になろう。
千百合「とりあえず、1日1時間くらいの修行時間を・・・・」
1時間でいいのか千百合・・・・・・・・。
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