夜。律音の送別会が月乃宮邸にて行われた。パーティホールのある別館にて、立食パーティのような形式で、親族友人など、約50人もの人が集まった。パーティ参加者として呼ばれた鳴鈴と響介であるが、校内新聞ネタにするため、インタビューや撮影も行われる。
パーティの中頃、律音から挨拶が行われ、彼女に憧れて加入した奏鳴はずっと涙目で聞いていた。そんな彼女に律音は「次のリーダー、頑張ってね」というが・・・・あんまりリーダーという感じではない、泣き虫少女で。
パーティ会場では記念撮影のほか、ビンゴ大会、餞別プレゼント、そして草薙律音クイズ大会などもおこなわれた。
クイズはありとあらゆる律音に関する問題がだされ、好きなもの、嫌いなもの、得意科目、親族友人からの情報提供でのエピソードからのクイズ、さらには身長やら3サイズまで出題された。
優勝者は・・・・・・・・なぜか響介。
鳴鈴「・・・・・・・・なんであんた、そんなに詳しいのよ」
響介「これも日頃の活動の賜物ってヤツだよブライト君。ザクとは違うのだよ。ザクとは」
ののか「ちょっと!!なんであんたが優勝なのよ!!ののの事もちょっとは詳しくなってる!?」
響介「もちろんだよ」
翼「それにしても・・・・随分大勢だね・・・・」
翼はジュースの入ったグラス片手にあたりを見回す。メンバーの家族や律音の友人などがいるのはまだしも、愛架がいるせいか、業界関係者も何人かいる気がする。芸能人、という訳ではないようだが、おそらく何かのプロデューサーやら監督とか、音楽レーベル会社の役員もいるという話をちょっと聞いた気がする。翼も母親のかつてアイドル声優だった言葉が会場にいるので、そのせいもあるんじゃないかと思っている。
実久「この中に・・・・私達とお仕事する人もいるんでしょうか・・・・」
流奈「そだね。ちょっと挨拶回りしてみよっか?」
「挨拶回りなら、私がしておきました」
そう言うのは、赤いドレスを身にまとったアイリーンと、その妹の白いドレス姿のミルフィーだった。2人で既にあいさつ回りは済ませたという事である。さすがはお嬢様。
ミルフィー「愛架さんと律音さんってすごいですね・・・・。2人がいるだけでこんなに業界の人が・・・・」
ののか「とーぜんよ。そんな人の後任リーダーなんだから、しっかりしなさいよ奏鳴」
奏鳴「プレッシャーかけないでぇぇぇぇ・・・・・・・・」
続いてやってきたのは、律音の妹の萌音。メンバーの許にやってくると、深々と頭を下げた。
萌音「うちのポンコツの姉がお世話になりました」
メンバー全員「・・・・・・・・ポンコツ・・・・・・・・」
伝説のアイドル観月輝弥の血族にして、愛架の娘の律音をポンコツと切り捨てる妹・・・・。苦笑する他ない・・・・。まぁ萌音も素質はあるのだろうが・・・・・・・・。
萌音「まぁポンコツな姉ですが、一応は私の目標でもあります。ゆくゆくは姉を追い、フリステス入りする予定です」
ミルフィー「・・・・もゆりちゃん・・・・もうそれ、予定になってるんだ・・・・」
萌音「ん。ポンコツ姉でも入れるんです。私だってやればできる子。頑張れば入れるかと思われる」
奏鳴「・・・・すごい自信・・・・」
翼「僕達も負けてはいられないね」
美久「そうだね」
ののか「ののもフリステス入り出来ないかな〜?そしてエトワールになって全国ツアー選抜にはいって世界でうにうに!!ののの魅力でのっくあうとさせちゃうんだから☆うにに♪」
流奈「それはどうなのかな〜・・・・」
アイリーン「相変わらずね。STAR-MINEのメンバーから、STAR-MINEのマスコットに格上げしてやろうかしら」
ののか「格下げよぉ!!」
メンバーがそんなふうに楽しく会話をしている時、律音は大人たちにあいさつ回りをしていた。暫く大人たちに交じって話をしていたが疲れたので、ホールをでてテラスへ向かう---------
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