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2015年11月02日09:02

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最終活動〜make a decision〜(F)/SS

数日後の夜。月乃宮プロダクション社長室には、事務所のトップ3が揃っていた。


華南、シャル、そして史記。3人は数枚の書類を目に通しつつ、史記から華南へシャルへと手渡される。最後に目を通したシャルは窓辺にてその書類をみて、内容の不備がない事を確認した。


その書類は元STAR-MINEのメンバーとの契約書。メンバーの名前登録書、契約時の雇用条件等の紙に、未成年という事と中学生という事で、親族からの承諾書に誓約書。メンバー登録の紙のユニット名のところだけ空欄だが、そこは決まってから追記になる。

その書類と共に、燿の分の書類もある。彼は正式にプロデューサー見習いとしてここに通う事になる。もちろんメンバー同様に学業優先にての修行なので1日の訓練時間は然程ない。



シャル「これで契約書類は完了です。華南さん、’あちら達’の方はどうなっています?」


華南「書類は郵送してあります。そろそろ返送されてくるのでは。契約書類に不備がなければ来月には全て始動できるかなと」


あちら達。どうやらSTAR-MINE意外にも契約書を送っているらしかった。



史記「しかしC・E・Oも人が悪いですNE。まさか優勝チーム以外にも契約しようとは」

シャル「人が悪い?どこがですか」

史記「だって、契約は優勝チームだけでしょ?」

シャル「そんな事、言いまして?私が言いましたのは優勝チームと契約し、メジャーデビューさせるという事だけ。別に優勝チームのみ、とは言ってませんけど」


華南「・・・・はぁ・・・まぁ・・・・」


ものは言いようだった・・・・。確かにPROJECT-STAR-LIGHTの広告や大会ページにも優勝チームだけ、とは明記していなかった。その抜け道は優勝チームは当然として、途中で敗退したとしても、これぞというチームをスカウトするという事でもある。今回、シャルのおめがねに止まったのは2組という事のようだ。


シャルは携帯で六土律を呼び出し、まず1番先に契約書の届いた元STAR-MINEの取材とメンバーの写真を撮影してくるように指示。律は「ジークハイル」と敬礼し、社長室をでていった。
ちなみに彼は、響介の父親だ。響介の撮影技術は父親ゆずりだが、盗撮技術まで引き継がなくても・・・・と関係者はグチる。




華南「・・・・??ジークハイル?ジークジオンじゃなかったわね・・・・?」


彼の返事は「ジークジオン」、もしくは「ジークニャオン」のどちらかだったが・・・・


シャル「たしか・・・・二百数十年前、旧ナチスドイツの軍隊の敬礼ではなかったかしら」


史記「・・・・なんでそんな事知ってるんスかC・E・O・・・・」



何でだろうか。月乃宮の令嬢だった者はみな博識だったから・・・・という事にしておこう。



ともあれ、これでSTAR-MINEとの契約は済んだ。早速芸能界の事を知ってもらう為、事前教育をする必要があるだろう。その旨をアイリーンづてでメンバーに伝えてもらう事にする。


あとは・・・・だ。


元STAR-MINEはアイドルユニットもちろん楽曲も必要。誰に曲を依頼するかも決めなくては。

3組も受け入れるのだ。これから忙しくなりそうだ----------------


そして何事もない日々が過ぎ、律音が留学していく日が近づいていく--------------


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