ステージにあがった月乃宮プロダクションTOP3。謝罪の言葉を述べ、誠意をみせるため、深々と頭を下げる。先程まで大盛り上がりだった観客は・・・・静まり返り・・・・「おい・・・・どうするよ?」的なヒソヒソ声があちこちから聞こえる。
この反応からみるに・・・・’STAR-MINEはとりあえず許したが、隠し立てした事務所側を許したわけではない’といった反応だろうか。観客同士で互いの様子を窺っている。
このままでは事務所側を許してもらえないと思った律音は3人の横に並び一緒に謝った。その行動にさらにざわめきだつ。
律音「皆さんごめんなさい!!偽名使うように言われても、拒否する選択もあった筈なんです。でも・・・・お母さんの娘って公表しちゃったら騒ぎになっちゃうかもと思ったし、社長さん達が言った’出来レースの茶番’と思われるのも嫌だったんです。それに・・・・お母さんの事を隠して参加したほうが1人のアイドル候補として実力を試せると思ったんです。それと・・・・お母さんの娘だから出来レースという事はないんです。優勝はしましたが、私達はまだ、月宵月華さんには及ばないと思ってます。歌う事だけは得意かもしれませんが、月宵月華さんのように面白くできる訳でもなければ、此花ちゃんのような強烈な個性があるわけでもありません」
ののか「ののは個性で言えば負けないけどね〜☆うにうにうっにう-------------」
律音「ですからお母さんの娘の私や言葉さんの娘のつばちゃんがいるからって確実な優勝なんかではありません」
ののか「えええ!?スルー!?せめてうにうにだけさせてよね!!」
アイリーン「今はふざけてる場合じゃないわよ。黙ってなさい」
ののか「・・・・・・・・はい」
律音「でも隠してたりはしましたが、光ってたり、八咫神社のお祭りのライブの時はお母さん達も出てたし、なんとなくわかっちゃった人もいるかもですけど」
辺りから「確かに・・・・」という声が聞こえる。割と多くの人が感づいてたっぽい。
律音「ですから、言わないようにだったり光らないようにだったりわからないようにそれっぽい事を排除してた訳じゃなくてゆるゆると言わなかっただけなんです。だから・・・・月乃宮プロダクションを許してあげてください!!お願いします!!」
シャル「・・・・・・・・出場者に全て言われてしまいましたが・・・・・・・・どうであれ、事務所側で責はとらせていただきます。これからの政策でみなさんから失った信頼を取り戻していきたいと思います」
4人して頭を再度下げた。会場がまたざわつき、許す許さないの話をしていた。
そして出された結論は------------------
拍手だった。これは許してもらえたという事だろう。4人でもう1度頭をさげ、メンバーを連れ立ってステージを降りようとした。
しかしそれは観客の声にて阻まれた。観客全体によるアンコールにて。
流奈「アンコール・・・・」
翼「これは・・・・許してもらえたって事だろうか・・・・」
美久「きっとそうだね。よかった・・・・」
奏鳴「よかったです。これからも活動していいんですよねこれは」
アイリーン「ええ。きっと」
アンコールはあったものの、セットリストでSTAR-MINEの曲は全て歌ってしまった。
さぁ何をする?
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