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2015年09月10日08:32

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決着の時〜end conclusion〜(9)/SS

祝勝会が終わった後、燿はアイリーンを会場の外に連れ出した。今頃月乃宮のメイド達がパーティの後片付けをしているだろう。


燿「改めて、優勝おめでとう。これで日本一のアマチュアアイドルだね」

アイリーン「ありがとう。それにしてもアマチュアって・・・・。まぁいいでしょう。ここまでこられたのは皆のカです。・・・・・・・・もちろんその・・・・」


アイリーンは燿からそっぽ向いて目だけ燿にむける。そして頬をかきながら一言、あなたのおかげでもあると。しかし自分は違うという。ただのサポート約であって、大したことはしていないと。


アイリーン「いいえ。あなたのカもあったからです。いいプロデューサーになれそうね」


燿「いやぁ・・・・ははは。まぁそんな事より。君に話があるんだ」



と前置きをし、ちょっと迷いながらも・・・・燿はアイリーンに告白した。ダメ元で。いきなりの告白に戸惑った様子。それはそうだ。呼び出されて告白されるなどとはなかなか思うまい。せいぜいこれからの活動の話でもするのかと思っていただけだった。

燿は自分は入学してからずっと思い続けていたことを伝えた。入学してから約2年の想いのたけを打ち明けた。



燿「このままだと僕はただの一般の男子生徒で、君は世界が認めるお嬢様。何の接点もないまま終わる筈だった。でも--------------」


アイリーン「マネージャー兼プロデューサー募集の紙、ですわね」




そう、それがターニングポイントだった。何の接点もないまま終わる筈だった燿の恋に一筋の光明が見えた気がした。自分が父親から教わったパソコン技術も生かせるだろうし、十分応募資格はある筈。燿は早速応募する事にした。


プロデューサーという仕事は思ったよりきつかった。父親のマネゴトでやってはみたものの、こんなに大変だとはおもっていなかった。飲物の買い出しだったり、タオルをもってきたりという雑用もあれば、曲の編集作業もしなければならないし、ホームページだって更新しなければならない。


しかし・・・・アイリーンの傍にいられるのならと頑張れた。何の接点もなく終わる2人が繋がっていられるのだ。それを思えばやってこられた。


アイリーン「・・・・そう・・・・。そんな話、初めて聞きましたわ」

燿「まぁ人に言える事じゃないし」


アイリーン「でしょうね。そう・・・・あなたがわたくしを・・・・」


燿「・・・・答えは聞かなくても分かってるからいらない」


アイリーン「・・・・え」


燿「キミはたぶん僕の事はただのプロデューサーとしか思ってないだろうし」


アイリーン「・・・・・・・・そう、思います?」


燿「・・・・え?」



燿が自分の気持ちを打ち明けたのだ。自分も言う必要があるだろうか。


最初に気になりだしたのは、今年の夏ごろだったという。活動も軌道に乗り、夏の旅行がてら合宿をした時に、自分の気持ちに気づいたとか。それからはまぁ・・・・アイリーンの性格からして素直じゃないので、今の今まで誰にも気づかれないまま来られた・・・・だろうが、おそらく皆、気づいた何も冷やかしとかしないで気づかないふりでもしてくれただろう。



燿「じ、じゃあ・・・・」


アイリーン「まぁ・・・・その・・・・そういう事ですわ。に、2度は言いませんよく聞きなさい。わ、わたくしは・・・・貴方が好きです」


燿「ホ、ホントに?イェァァァァァ!!」


父親のようなテンションで、燿はアイリーンに抱き付いた。アイリーンは顔を赤くして引っぺがしにかかろうとして・・・・やめた。自分もそっと燿を抱きしめた。



今宵、2組のカップルが誕生した。PROJECT-STAR-LIGHT優勝に2組のカップル誕生。喜ばしいかぎりだ。


しかし、喜んでもいられない。大会が終わったという事はつまり--------------------


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