翌日、楽譜とCDを全員に見せると、なぜか震えた。
翼「こ、これが・・・・ASSOCIATIONの新曲の・・・・」
美久「す、すごいです・・・・!!」
アイリーン「ASSOCIATIONの新曲・・・・一体どのような・・・・」
皆興奮している様子。ののかがさっそく曲をかけてみようというので、部室のパソコンにCDを入れ、再生してみる。
歌詞を見ながら曲を聞く。・・・・高校3年間を凝縮した内容が綴られていた。少々スローテンポで進む曲調に、悲しいような・・・・切ないような曲に一同騒ぎもせずに聞いている。
曲が終わるまで・・・・誰も口を開かなかった。感動に震えていた。ASSOCIATIONの曲という事もあるが、曲の完成度にも。
燿「これが・・・・愛架さんの新曲か・・・・さすがの出来というしかないね」
流奈「私達の曲がヘッポコみたいに聞こえるよね・・・・」
ののか「ASSOCIATIONに曲をもらえるなんて・・・・!!アイドルやってきてよかったわ!!律音先輩!!ありがとう!!」
ののかに握手され、苦笑い。すごいのは自分じゃなくて母親なのに。感謝されても反応に困る。
さて。と話を戻し、律音は皆にこの曲を使うかどうかを聞いてみた。コレを使うか。それともやはり自分達で創りだすか。
皆の答えは満場一致でこの曲を使おう、だった。東北地区、北海道の代表と勝負するにあたり、自分達の曲では勝てそうにもない、というのが理由だった。東日本代表戦。そこで1位になったチームしか決勝に進めない。
ののか「折角の神稿をもらったのに、使わない選択がある?」
美久「そうだね」
アイリーン「折角なので使わせていただきましょう。折角私達の為に創っていただいたのですから」
まさか自分とミーナとリルムが使う曲だったなど言えない律音は苦笑するしかなかった。
流奈「でももらったのは曲だけだよね。衣装とか振付を考えなきゃ」
翼「確かに。喜んでる場合じゃないね」
燿「じゃあさっそく今日から考えよう」
律音「そだね。がんばろー」
今日の話し合いはこれにて終了。曲に見合った振付と衣装を考案する事に。東日本予選は10月に行われる。今度は1ヶ月以上の猶予があるので、ある程度日にちにはゆとりがあるが、あんまりじっくりやっていると、練習ができない。衣装は後でもいいが、振付だけは早く完成させなければ練習が出来ない。流奈は頭を悩ませて不振り手振りで考え始めた。
衣裳のアイリーンも曲からイメージを固めてスケッチブックに下書きを描きはじめる。あとのメンバーは歌の練習だ。
折角愛架にもらった曲だ。完全なものにしなければ。皆のやる気は高かった。愛架に応える為に。東日本戦に勝つために。勝つためにはBLUE-HAWKSと月宵月華に勝たなければならない。それは容易な事ではない。この曲の完成度如何では勝てるかもしれない。皆のモチベーションは高かった。
東日本戦まであと約1ヶ月半。どこまで完成させられるか。
それが勝負だ----------------
-----------------------------------E N D--------------------------------
ログインしてコメントを確認・投稿する