ミーナ「オー?リザレクションさせちゃったディスかー?アイム反りデース」
庭に出ると、ミーナがちょっと日本語?というニュアンスで謝ってきた。寝付けなかっただけと答え、何をしているのかと聞くと、今度はリルムが謝罪してきた。
リルム「びっくり・・・・しましたよね。私達もビックリしました。まさかお母さん達があんな事を考えていたなんて・・・・」
ミーナ&リルム歓迎会でASSOCIATIONの3人が提示した話にただただ驚くしかなかった。事前に聞いていたらしい翔は静観していたが、聞いていなかったらしい兄と妹もただただ驚いていた。
そんな皆が驚く爆弾を落としたASSOCIATIONの3人は「どう?やってみない?」とニコニコしながら聞く。とりあえずは返事保留にしたものの、何と答えたものか・・・・。
愛架達が投下した爆弾は『ASSOCIATIONそれぞれの娘でユニットを組ませて、第2のASSOCIATIONを創る』だった。それはそれでちょっと興味のある話ではあったものの・・・・
律音「私はもうSTAR-MINEってチームにいるから」
という断り文句も言ってみたものの、母親に「大丈夫。私もASSOCIATIONとMILKY-WAY、ASTERISMを掛け持ちしてたから」なんて言われてしまった。たしかに母親のスペックなら掛け持ちもできたろうが・・・・。
ミーナ「まー、難しくシンクしなくてもいいデース。そもそもちょっとミヂカチー話デース。リズムはもうチーム組んでるし、私とリルムもイギリスの学校に拘束されてマース」
リルム「拘束って・・・・。別にやめられない訳じゃないと思うけど」
律音「厳しい学校なの?」
ミーナ「チョーキビシスデース。オカンタチいつからの約束なのか、子供の頃からグレートキョーイークされてきましたデース」
律音「・・・・お母さん達?」
娘の英才教育になぜ母親達がでてくるのか。それに約束とは・・・・?これは愛架に聞いてみたほうがいいだろう。
律音「ふ〜ん。約束で拘束かぁ・・・・。どんな学校なんだろう?」
リルム「フリステス音楽学院です」
サラっと何か世界最高の音楽学校の校名が出てきた。そんなところに通っているとは。
ミーナ「ホントはリズムも入学コーホに入ってたデース。でもリズムは入りたくない、聞いてたデース」
それを聞いて思い出した。律音は歌う事は好きで、母親に憧れてもいたが、厳しいフリステスでの選抜競争は嫌だ・・・・とそんな事を母親に言ってしまった気がした。自分でも自覚しているが、あまり争い事は苦手だ。競争し、比べられ、勝ち残っていかなければならないフリステスツアー選抜。そして全生徒の頂点に君臨するエトワール。その栄冠をすべて手に入れたASSOCIATIONの3人の・・・・娘。失敗したり選抜落ちすれば「宮凪愛架の娘のくせに・・・・」と言われるかもしれない。それも嫌でフリステスは嫌だ・・・・そんな事も母親に言った気がする。
リルム「深く考えなくていいんです。フリステスじゃなくてもいい。一緒に歌いたい。それだけです」
ミーナ「リルムの言うロードデース。別にフリステスじゃなくても歌えるデース」
律音「うん・・・・。私もお母さん達の約束は果たしてあげたい。でも今は別のチームで大会に出てるから・・・・」
リルム「知ってます。アイカさんのイトコさんが主宰している大会ですよね。今はそれに集中してください。私達はフリステスの夏休みが終わるまではいますから、たまに一緒に歌いましょう」
ミーナ「オー!!大会ユーショーガンバデース!!次のえ〜っと・・・・」
律音「・・・・関東予選?」
ミーナ「オー、それデース!!応援シテマース!!大会終わったら一緒に歌うデース!!」
律音「あ・・・・ははは・・・・」
大会が終わったらそれもいいかもしれない。しかし優勝できたらSTAR-MINEでメジャーデビューが待っている。途中で負けてもSTAR-MINEで活動は続けるつもりだった。
いや・・・・それは考えまい。その時は母親同様に掛け持ちしたらいい。大変だろうけど。
ミーナ「じゃあ約束デース。私達のドリームはおかん達の夢デース。一緒に叶えまショー」
リルム「はい。律音さん。いつか一緒に歌いましょうね」
律音「うん」
互いに手をつなぐ。律音の左手はミーナの右手と。右手はリルムの左手と。そうして円になって「頑張ろう」「おー」という声が月夜に響いた。
真夏の夜の夢。今それが始まったのだ-----------------
-----------------------------------FINALへ-------------------------------
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