翌日の放課後より、練習は再開された。部長、振付考案役、作曲役、ユニット名を決めて1人を使い、昨日は応募用紙を出しに行っただけなのに、六土響介率いる広報部にあのグダグダの後に受け、練習が出来なかった。
2日空いたので練習は頑張らないといけない。美久や流奈、アイリーンは練習後も残り、それぞれの担当の曲、衣装、振付を考えてから下校している。
・・・・え?じゃあ何の曲で練習しているのか?ASTERISMとMEMORIES、ASSOCIATIONの曲で練習している。
アイリーン「大会規定では別に既存のアイドルの曲を使っても構わないとありますが、その場合、既存曲使用ペナルティという減点が課せられるようです。美久さんには作詞も作曲も頑張っていただくという負担をかけてしまいますが・・・・」
美久「あ、はい。がんばります・・・・」
流奈「振付はどうだろう。ある程度激しい動きがあってもいいのかな?」
アイリーン「いえ、本格的に考えるのはある程度作曲が進んでからでもよろしいでしょう。静かな曲なのに激しい動きではおかしいですから。曲のイメージで振付と衣装は決まりますから」
流奈「あ、そうだね」
美久「がんばります・・・・」
流奈「あ・・・・・・・・あのね、別にプレッシャーをかけようとかそういうんじゃないよ?衣装は曲が出来てなくてもなんとなくのイメージでも作れそうだし、振付もなんとなくで多少はできるから」
アイリーン「そうですよ。気負わなくてもよろしいのですいつもの美久さんらしい曲をお願いします」
美久「わかりました・・・・」
練習後の部室に残った3人はそれぞれの作業を進める。流奈は大体のイメージを聞いて自分で踊ってみたりしたし、アイリーンも大体のイメージでラフ絵を描きはじめる。
県予選まで・・・・1ヶ月。それで形にしなければならない。
美久は・・・・焦っていた。悩んでいた。1番の激戦区と言われている関東圏しかも東京は最も厳しいものになるのは予想できている。その中で優勝をするには・・・・いい曲を創らなければならない。
いつも自分が創っているようなものでいいのだろうか。アイドルの曲というよりは、バンドの曲っていう感じなのだが。それも仕方ない。美久はもともと軽音部の部員だったのだ。急にアイドルの曲と言われても大変だろう。しかしやるしかない。
(頑張らなきゃ・・・・いい曲を・・・・勝てる曲を・・・・)
結局気負いすぎて大したイメージが湧かなかった。こんなので、曲や衣装、振付を考案し、練習して形になるまでできるのか・・・・すべては曲にかかっている・・・・のかもしれない。
果たして県予選で使う曲は間に合うのだろうか--------------------
-------------------------------------FINALへ--------------------------------
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