翌日。許可が下りたことをアイリーンと流奈の報告。ならいいかという事で、2人とも参加が決まった。
これで3人だが-------------
律音「あとさ、これはお母さんが言ってたことなんだけど、もっと人数を増やしたほうが、ステージが映えていいんだってさ」
流奈「あ〜、それはあるかもしれないね〜」
アイリーン「さすが愛架さん。参考になりますわね」
ただし問題もあるという事を付け加えた。人数が増えるということは歌やフリが合わせるのが難しくなるという点だ。愛架は「1人くらいちょっとズレたりしてもバレにくい」と木を隠すなら森の中的理論を言っていたが、それでも1人が大きくズレたり、全体的にズレがあっては意味がない。やはり全体が1つにまとまっているのが理想。それが人数が増えれば増えるほど合わせるのが難しくなる点を愛架は挙げていた。母親の十代の頃のZODIAC、SIGN-PROJECTの事を考えれば・・・・あれは12人、13人で合わせていた。どれだけの練習を重ねて、あれだけのパフォーマンスをしていたのだろうか・・・・。
という事をアイリーンと流奈に話し、その結果、6人くらいでやってみる事にした。
流奈「あと3人かぁ・・・・。集まる・・・・かなぁ?」
アイリーン「声はかけるだけかけてみましょう。軽音部に」
この中学校にはなぜか、軽音部がある。部員もそこそこいて、活動も大会にでて、まずまずの成績は残している部だった。
律音「軽音部に?何で?」
アイリーン「音楽の全くの初心者を勧誘するよりはよろしいかと。あと、コーラス部あたりにも声をかけてみましょうか」
アイリーンはどうやら、全くの初心者を募集するのではなく、そこそこ音楽に携わっている人を狙っているようだ。それには律音と流奈も賛成だが、それぞれの部活を抜けてもらうのは少々忍びないが、やる気があって抜けてもらえるならそれに越したことはない。
律音「あとは、ユニット名だね。あと3人集まってからにする?」
流奈「それがいいんじゃない?それとも、決めてから勧誘にいく?お嬢様」
アイリーン「なんでわたくしに振るのですっ!?ま、まぁ集まってからでいいのではなくて?」
そんな話をしていると、クラスメイトの男子が数人やっきて、今の話に割って入ってきた。
「お前ら出るの?やれんのかよー?」
「お嬢様の歌声、聞きてー」
アイリーン「べ、べつにあなたたちのために歌うんじゃないんですからねっ!!いいですか!!わたくしの歌声はですね、あなた方のような下賤な男に聞かせるものではないんですのよ!?」
「でたよ!!お嬢様のツンデレ」
「萌え〜〜」
アイリーン「今のどこにデレがあったと!?頭おかしいんじゃなくて!?あと、萌えとか言わないでくださる!?」
「ツンデレアイドル、いいんじゃね?」
アイリーン「そんなキャッチコピー、いりませんわ!!」
そんなやりとりで笑いつつ、律音は応募用紙に3人の名前を書いた。あとは・・・・あと予定の3人と、ユニット名を決めないと。
話がどんどん進むにつれ、律音はワクワク感を募らせていた。もちろん出ればいいというわけではない。全国のアイドルに勝利し、優勝するのが目的なのだから------------
------------------------------------FINALへ--------------------------------
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