1週間後。
アリサとマナは実験場にいた。この1週間、2人は・・・・マナはきちんと授業を受けていたが、アリサは教科書を衝立にして早弁を食べる生徒のごとく、古代魔法書を読んでいた。
読んでみると・・・・遠距離魔法や範囲魔法は詠唱がめんどくさく、魔法剣の類だけ目を通した。
魔法剣とは、読んで字のごとく魔カの剣である。普通の魔法にも魔法剣は存在するが、ただ魔法の剣を創り出して接近して斬るという魔法使いが接近戦してどうする的な代物であるが・・・・どうやらこの古代魔法剣、投擲可能らしい。普通の魔法剣は原則、手から離れることはない。投げようものならただ振りかぶって振り下ろすだけになる。要するに、手から離れることはない。以前、投げるモーションで瞬時に魔法力を切った事があるが、飛ぶどころか魔法剣が消えただけだった。
しかし、魔力を込めた古代魔法剣は、それ自体で存在できるようで、身体から離れてもしばらくは存在できると記してあった。
とはいえ、使用者の魔力に比例してしか飛ばずに消えるとか。
アリサはいくつかの範囲魔法と魔法剣を集中的に覚え、1週間目を迎えた。
マナも勉強はしていたが、魔導書を読んでいた。ただ、ぶっつけ本番的になってしまったが。アリサは寮でマナに魔法剣だけ生成してみせた。魔法剣はアリサはだせるらしい。魔法剣とはいえ古代魔法の一種を生成してみせたアリサ。その魔法力にマナはおどろいた。
だって、いつも練習時間はやる気なさそうにしてるから。潜在能力がだいぶありそうだ。
アリサ「じゃあマナ。古代魔法剣をブン投げてみるからちゃんと飛んでいくかみてて」
マナ「う、うん・・・・でも大丈夫かなぁ・・・・ほかの生徒だっているし・・・・それにカリス理事長が丁度通りかかったら鍵持ちだしたのバレちゃうよ・・・・?」
アリサ「大丈夫よ。カリスには廊下に鍵が落ちてたわよ〜とか言ってごまかすから」
それでいいのだろうか・・・・。
それはさておき、他の的で練習していた生徒が「なんかアクアレインが珍しくに課外練習にきてるぞ・・・・」とか言いつつ注目している・・・・。
マナ「なんか・・・・皆みてるよ・・・・?」
アリサ「いい観客じゃない。じゃあ始めるわよ!!」
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