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2026年05月22日16:06

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ティルナノヴ〜アリサとカリス〜(4)/SS

マナ「こんな事していいのかなぁ・・・・」

アリサ「大丈夫だって。たぶん」


そういいながら2人がいるのは・・・・書庫・・・・の奥にある閲覧禁止の本がある区画のドアの前である。当然カギがかかっているし、魔法でドアを壊されないように結界も張られている。この中にあるのは・・・・古代魔法書と禁忌魔法書の・・・・筈。というのも、ここの魔法の鍵は施設長カリスの部屋にあり、余程の事がない限り貸してはくれない。


マナ「アリサちゃん、カリスさん、鍵を貸してくれたの?」

アリサ「ん〜ん。忍び込んで失敬してきた」


しれっとそんな事を答えた・・・・。


マナ「泥棒じゃないの・・・・」

アリサ「泥棒じゃないわ。魔導書ちょっと借りて鍵は元の所に返しておくから。泥棒ってのはね、そのまま持って行っちゃう奴の事を言うのよ。あたしは返すもの。泥棒じゃないわ」


そんな屁理屈を言いながら・・・・鍵を開ける・・・・。中は借りる人や閲覧者がいないか、きちんと元に戻しているのか、中は整頓されており、本棚にきちんと収まっている。テーブルは1つしかないが、そこの上には1冊たりとも置き放しにはなっていなかった。


マナ「アリサちゃん、魔導書を借りるって言ってたけど、ここで見てたら誰かに見つかって報告されちゃうんじゃ・・・・」


アリサ「んー。だから持ちだす」


また大胆な事を言う。言うな否やアリサは古代魔法書を数冊持ちだして「さ、見つからないうちに出るわよ」とか言う。やはり泥棒なんじゃなかろうかとマナは思う・・・・。


マナ「やっぱりいけないことなんじゃ・・・・」

アリサ「何よ。マナは興味ないの?」

マナ「無くはないけど・・・・読んでどうするの?」

アリサ「もちろんあたし達が使えるか試すのよ」

マナ「どこで?実験場で?そんな事したら所長に・・・・」

アリサ「ぶたれるかもしれないけどまぁそのくらいよ。さ、鍵返して魔導書読むわよ」

マナ「所長って今部屋にいるんじゃないの?」

アリサ「いるか、どーせまた神星器のとこか、実験場で的にヤツ当たりしてんじゃない?」


そう言って施設長室にいくと、アリサの予想通りカリスはいなかったので、コッソリ鍵を返して部屋に戻った。


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