翌日の放課後。リリアンナの姉が通う中学校へ3人はやってきた。
中学生。なんとなく大人になったような・・・・そしてまだ大人になっていないようなそんな青春時代をすごしているのだろうか・・・・。などとたちすくしていると、たちまち帰宅部(部活か?)の男子女子にかこまれた「かわいー!!」と黄色い声をあげられながらだきついてきたりする女子。男子はさすがにしない。いくら美少女でも相手は小学生なのだし。いや、小学生じゃなければいいのかと聞かれたら議論の余地があるのだけれども。
「君たち小学生?どうしたの?」
「ここにおねえちゃんかおにいさんがいるのかな?何なら俺が案内してやるぜぇ」
「エロおやじー」
女子はここに何しに来たのかという尤もな質問に対し男子は全く・・・・。
リリアンナ「ここに姉が通っている筈ですが、いないのはわかっています。さしあたり、『アイドル部』へ行きたいのですが」
確か次女のアイリーンはSTAR-MINEの仕事で今日はいない筈である。しかし皆は登校してきたという。仕事を早く終わらせて遅刻登校でもしたのだろうか。真面目なアイリーンだ。ありうる。
「アイリーンさんを訪ねてきたってことは、妹さん?」
リリアンナ「はい。月乃宮リリアンナと申します」
とちょんと両手でミニスカートをつまみあげて優雅に頭を下げる。みな、「小学生っていっても育ちが違うと小学生でも違うもんだなー」なんて感心。慌てて祷姫奈と愛乃亜も挨拶。アイドル部の場所を聞いて、3人は部室へと向かった。
・・・・が、部室には誰もいなかった男の人が1人いるだけだ。パソコンに向かってアゴに手をやって何かを思案中らしい。はいってきた私服のちびっ子達に怪訝な顔をしたが、すぐに合点がいったようで「ああ、君たちがアイリーンの妹ちゃんたちだね」と3人に次々と挨拶。
祷姫奈「あのぉ〜あなたは?」
リリアンナ「風祭燿・・・・さんでしたかしら?アイリーンお姉様の彼氏の」
愛乃亜「え?いいんですか?スキャンダルとか・・・・」
燿「まぁそこらへんは適当にうまくやって世間にはバレてないと思う。アイリーンは・・・・ああ丁度きた」
次に部室にきたのは探し人のアイリーンだ。「あら。ちゃんと来られましたのね」とか言って。
アイリーン「校門で騒ぎがあって行ってみたらもう部室に向かった後だというし・・・・・校門で待ってなさいと言ったでしょう?」
リリアンナ「もうしわけありませんお姉様。折角場所をお教えいただいたので先に来てしまいました」
アイリーン「まったく・・・・先生方に見つかったら面倒ごとに-------------」
燿「まぁまぁいいじゃないかそこらへんで。結果オーライということで」
アイリーン「そういう事にしておきますわ。さて本題に入りましょうか。3人共、お座りなさい」
燿「そういや・・・・Ecritureの3人は?」
アイリーン「もう帰りました。STAR−MINEの他のメンバーが入ってくるか、聞き耳たててる輩でもない限り大丈夫でしょう」
燿「じゃあ・・・・さっき言ってたフォロワーいまや50000という人気VRアイドルって・・・・」
アイリーン「ええ。この子達ですわ。内密にしてくださいますわね?」
燿「あ、それは大丈夫だけど・・・・」
アイリーン「・・・・いつまでそこに立ってるおつもり?おすわりなさい」
「「「は、はい!!」」」
アイリーンはテーブル席に3人を座らせると、本題に入った。
------------------------------------SCENE3へ--------------------------------
ログインしてコメントを確認・投稿する