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2019年01月17日22:16

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理夢事件(?)/SS

翌日。元に戻れぬまま、理夢は悠也のまま登校した。

男子とあまり会話のしたことがない理夢。悠也の友人と話をするだけで超緊張。

今の返事変じゃなかったかな?ゆうちゃんならどう答えたかな?などと考えながらの会話は・・・・精神的に疲れる。だが同時にくしゃみをしなければいけない仕様?上、なかなか元にも戻れそうにない。

たまたまでもいい。くしゃみできれば------------------

と思っていると、教室に机が倒れる音がした。音の方を向くと・・・・始まった。望月梨亜による理夢いじめが。さっきの音は理夢に向かって机を蹴り倒したところだった。それに好愛と瑞樹が理夢をかばうように立ちふさがる。


そしていじめの日の言い争い。こうしてみると・・・・瑞樹と好愛という友人・・・・いや親友がいて本当によかったと思う。2人がいなければきっと・・・・自分はもうこの世にはいまい。自殺して。


そして言い争いのさなか・・・・倒れて横倒しの机に蹴りを入れて梨亜の脛にぶつけた人物が。

理夢だった。いや正確には中身悠也だが。


瑞樹「へ・・・・????」

好愛「理夢・・・・ちゃん?」


梨亜「イッターイ!!何すんのよアンタ!!!!」


困惑する2人と蹴って教室の床を滑って来た理夢の机のカドに脛をぶつけてお怒りの梨亜。理夢は腕組みをして梨亜の前へ。

梨亜「え・・・・え・・・・え????」

理夢「あんた。いつまでこんな事をするつもりなの。終いにはキレるよ?」


瑞樹&好愛「あ、あの〜・・・・理夢ちゃん?」


いつもと雰囲気の違う、そして反抗する姿を初めて見た瑞樹と好愛が困惑しながら名を呼ぶが、それを無視した理夢改め悠也は梨亜に向けて罵倒を始めた。それはもう中学生女子が間違っても言わないようなお下品な罵倒を。きっと教室中の生徒が目が点になっていただろう・・・・。


梨亜「・・・・くっ・・・・アンタね・・・・!!言わせておけば・・・・!!」


梨亜が理夢に平手打ちをしようと右手を振り上げた。しかし理夢中身悠也はアッサリそれをかわす。そして逆にやり返す。


グーで!!

やられた梨亜はトラックに轢かれたかのように吹き飛んで・・・・黒板に身体を強打し・・・・気絶した。


教室がザワめきだす。「いま、何が起きた!?」「わからんけど、筝葉さんが望月を殴ったらスゲー吹き飛んだ・・・・」「あの筝葉さんが望月をグーパンで・・・・」


殴った理夢中身悠也は頭に「?」を浮かべて自分の右手を見ていた。さっきのはおそらく--------------------



気絶した梨亜はすぐに保健室に運ばれ、午前中は帰ってこなかった。理夢中身悠也は担任によって職員室に連れていかれ、そこでいままでのイジメについて告発した。教室に戻ってきた彼女は「すべて話してきた」とクラスメイトに打ち明ける。気が付いた梨亜は呼ばれた彼女の母親とともに教員からきつく説教されるのだった・・・・。



昼休み。給食を終えた理夢と悠也は話をするために校舎の裏へ。偶然にくしゃみが出来て元に戻った2人。



理夢「ゆうちゃん。望月さんを叩いちゃった時の事なんだけど・・・・」

悠也「やりすぎちゃったか?でも俺は我慢ならなかったんだ。これでよかったんだよ。ホントは本当の俺の身体で殴ってやりたかったよ。それはそれとして・・・・何だったんだあのパンチ?殴る時、拳が白く光って・・・・」

理夢「やっぱり。それはね、霊力のこもったパンチだったの」

悠也「霊力?もしかして俺にも霊能者の資質が?」

理夢「ううん。私の身体だったから出来たことだから・・・・」

悠也「だよな〜。でもごめんな。いくら我慢ならなかったとはいえ、霊力パンチやらかして。そのせいで逆に今度はお前、恐れられてたもんな・・・・」


霊力パンチをやったあと、実は理夢は怒らせると怖い女の子という事になってしまい、男女ともに恐怖の存在になってしまわれたのである・・・・。


理夢「いいよ。先生の話だと望月さん反省文書いてたそうだし・・・・」

悠也「もうやらないって誓約書も書かされてたらしいぜ。職員室から戻ってきた望月が言ってた」


これからもなにかしら諍いがあると学校としてもマズイので、梨亜は近々別のクラスに強制編入になるらしい。というのを担任が給食の時間に言っていたのを思い出した。


悠也「まぁ・・・・とりあえずお前のイジメ問題は解決、かな。ちょっと俺のシナリオとは違うけど」


理夢「・・・・シナリオ・・・・って・・・・?」



「何でもない。俺は先に戻るな!!」と言って校舎裏から悠也は立ち去っていった。本当は自分の身体で望月に対峙して事を収めようとしていたのだ。あわよくばそれで理夢が自分に好意でも向けてくれると尚良しと思っていたのは口にせずに。



理夢「ゆうちゃん・・・・ありがとう・・・・大好きだよ・・・・」


ひとりぽつりと胸の内をつぶやき、理夢も教室へと戻っていった。

これでめでたしめでたし・・・・といきたかったのだが・・・・運命はこれで結末とはしてくれなかったようで-----------------


-------------------------------------NEXT SCENEへ------------------------------

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