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2017年09月23日12:36

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迷走する楽曲(1)/SS

曲作りは難航していた。

なぜか。


乃愛がなかなか曲を書けない。いや、曲は音楽室を使用してどんどん進んでいる。

難航しているのは歌詞。いや・・・・曲もだろうか。



乃愛「はぁ・・・・どうしてこうなるのですか・・・・」


乃愛はピアノに突っ伏した。’バーン!!’とピアノが音を立てる。鍵盤に突っ伏したようである。乃愛は悩んでいた。


どうしても。


どうしても・・・・先のSTAR-MINEの曲、’真夏の SUMMER DAY’のような楽曲になってしまっている。

曲も、歌詞も。


乃愛「・・・・ん・・・・歌詞はかろうじて似たようなものは避けているとも・・・・いえますが・・・・」


何かちょっとパクリ疑惑がでてもおかしくない出来といえばいいのだろうか。どうにかいじらなければ・・・・。


と思っていると、音楽室のドアが開いた。重い頭を上げてみると、美久が入ってきたところだった。お互いに「おつかれさま」と挨拶し、どうにも元気のない乃愛にどうしたのかと尋ねる。


美久「どうしたの・・・・?具合悪いの・・・・かな・・・・?」

乃愛「いえ・・・・そうではないのです。・・・・これを・・・・」


乃愛は作曲途中のスコアを美久にみせた。美久はそれをじっと見つめて・・・・見ているようだ。


美久「これって、関東予選の曲だよね?頑張ってるんだ。でも・・・・これ・・・・曲調がこの前の曲にちょっと似てるね」


乃愛「そうなのです。歌詞も似通ってしまって。そこはどうにか私のすくない語彙(ごい)でなんとか避けられるかもしれないのですが・・・・」


夏の恋を綴った曲。真夏のはじけたような、明るい曲を目指したものの・・・・どうにも似ちゃっている。


美久はニコニコ顔で「いいんじゃない?それでも」と言う。


乃愛「よろしいのですかこれ・・・・」


美久「悪くないとおもうよ?ただ、風祭さんがEcritureをピュアなイメージで進めてる感じだし、無理にこういう曲調にしないほうがいいのかもだけど・・・・」


それは・・・・あるかもしれない。燿のプロデュース方針に背く曲はどうなのだろうか。美久は燿に相談してからのほうがいいというのでそうしてみる事にした。


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